なかよし漢方堂

健やか鍼

健やか鍼

東洋医学の古い教典である素問霊枢には、「喜べば心を傷り、怒れば肝を傷り、憂ふれば肺を傷り、思えば脾を傷り、悲しめば心包絡を傷り、驚けば胆を傷り、恐れれば腎を傷る。是は皆内より出でる病なり。」との記述があります。ストレスによる感情の高ぶりが身体全体の機能を失調させると解釈できます。また、「肝は血を蔵し疏泄(そせつ)を主る」とあります。疏泄とは肉体や精神の機能の円滑化を意味します。これは、肝の疏泄作用を低下させると、イライラや精神不安、抑うつなどを起こさせるということでもあります。

東洋医学でいうところの臓腑は、西洋医学的に理解しようとすると矛盾が生じます。上記の通り、精神機能も有しているからです。但し、そのような解釈のもとに確立してしまった医学なので、素直に従った方が、臨床面においては良い結果が得られるのです。

このように更年期障害自律神経失調症抑うつ症は古くから知られている疾患ですが、近年社会環境の複雑化から患者さんの数が急増しています。

当院にも自律神経失調症や更年期障害、抑うつ症で悩む患者さんも多数来院しています。

自律神経失調症は、精神的なストレスや過労、過度なダイエット、季節変動などで発症します。また、のぼせや異常発汗、肩こり、頭痛、めまい、動悸、不眠、手足の冷えやしびれ、疲労感、寝起きが悪いといった不快な症状をあらわします。ところが、病院の検査では異常なしと診断されるケースが多いのです。こうなると、医師の診断が信じられなくなって、何かの病気が芽生えているのではないか、もしかしたら命取りになる病気が潜んでいるのではないかと不安にかられてしまいます。生活をしていく上で健康が最も重要な条件になりますから、当然の成り行きと言えるでしょう。

これらの症状は閉経期の更年期障害でもあらわれます。女性ホルモンには女性らしさや妊娠させるために必要な卵子を成長させたり放出させたりする役目を担う卵胞ホルモンと、妊娠を継続させる黄体ホルモンの2つがあります。これらの女性ホルモンは脳の視床下部から分泌される刺激ホルモンに支配されています。視床下部から女性ホルモンの分泌を促す刺激ホルモンが分泌され、それを受けた卵巣が卵胞ホルモンや黄体ホルモンを分泌するようになります。ところが、閉経期前後になると卵巣が萎縮し、卵胞ホルモンや黄体ホルモンを分泌させる機能が低下します。特にエストロゲンの分泌低下は顕著です。その状態を察知した視床下部は、女性ホルモンの血中濃度を上げるために刺激ホルモンを過剰に放出させます。ところが、この反応は自律神経系の異常ももたらしてしまいます。実は、視床下部には自律神経系の中枢もあるので、過剰な刺激は自律神経系の異常な機能亢進状態を招いてしまいます。この結果、自律神経失調症の症状があらわれるのです。

そこで、是非お薦めしたいのが、「健やか鍼」です。
人体には首や肩の筋肉のコリや痛みを楽にするツボ、自律神経を調整するツボ、気持ちを穏やかにさせたり、晴れ晴れとさせたりするツボなど、自律神経系やホルモン系、精神神経に働きかけるツボが沢山あります。これらのツボを個々の症状に合わせ、上手く活用すると、様々な症状に改善がみられます。これらのツボを利用した一連の鍼灸施術を「健やか鍼」と呼んでいます。

健やか鍼

治療の後、多くの患者さんから、温泉に入った後のような爽快感が得られたとか、ぐっすり眠れたとか、喜びの感想を戴きます。実は、これが自律神経失調症や更年期障害、抑うつ症から解放される第一歩でもあります。

なお、当院では、これらの疾患にも「活脳鍼」を応用しています。自律神経失調症やうつ病の場合も前頭葉の左背外側前頭前野の血流が低下しているとの学説があります。活脳鍼の刺激は視床を経由して前頭葉に届きます。また、左眼鍼の刺激は左背外側前頭前野の血流を増加させますし、唇鍼は精神の興奮を抑え、睡眠を良好にします。
今まで多くの自律神経失調症や抑うつ症の患者さんを診てきましたが、「健やか鍼」単独よりも「活脳鍼」を併用した場合の方が遥かに症状の軽快をみています。

健やか鍼の臨床例をご紹介します

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