りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

りゅうえい健康通信―食養生 「梅肉エキスに動脈硬化を防ぐ働きがあるそうです」

昔からのなじみの梅肉エキスについて、日米の研究者から発表がありました。梅肉エキスは、よく下痢した時などオブラートにつつんだものをよく飲まされました。発表内容は次のようなものです。

先ず、予備知識を申しあげます。血圧をあげる生体内物質にアンギオテンシンⅡ(Ⅱ:ローマ数字の2)というものがあります。これアンギオテンシンⅡが結びつく場所(=受容体)に結びつくと血管が縮まり血圧が上がるという働きを示します。アンギオテンシンⅡ(AⅡ)は血圧を上げるだけでなく、血管や心臓の筋肉を増やし、動脈硬化や心臓の肥大をおこすこともわかってきました。

さて、次のような研究結果です。血管の筋肉をまず、梅肉エキスにさらし、次にAⅡにさらす。すると、AⅡにのみさらされた時に生産される血管筋肉がふえるのに必要なタンパク質が生産されない。梅肉エキスには、ムメフラール(最近とみに有名になってきました)が含まれています。ムメフラールに上記のAⅡの作用を阻害する働きがあるか否かも調べられましたが、その作用はないという結果です。

従って、梅肉エキスのこの働きはムメフラール以外の物質による(正体はまだ不明)という結論です。梅肉エキスには、血液サラサラ効果、酸化作用を防ぐ効果があることが知られています。上記の報告は、動脈硬化や心臓が肥大するものを防ぐ効果もあるということになります。

昔の人達は、梅肉エキスなるものをどのようにして考え出してきたのかおどろきです。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

りゅうえい健康通信―食養生 「淡水魚の生食に注意を!大学の研究者からの警告」

昔から我ら日本人は「刺身」を好んで食します。刺身といえばマグロですが、マグロからクジラ、馬、牛など更に範囲がひろがり、カエル、ドジョウ、ライ魚、ヘビまでいたっています。かつて太平洋戦争中、日本は東南アジアに進出しました。

そこで日本人の多くがライ魚を生で食し、現地の人には稀にしかみられない病にかかりました。上海リウマチ、南京領事館病などという名前は有名ですが、ライ魚に寄生する顎口虫の幼虫が、ライ魚を通じて人体に寄生することによるものでした。領事館病、何か極めて上級な人のみがかかる特権的な病のような響きがして、かつての時代を「かいま見る」ような気がします。

この病気は、敗戦後の食糧事情の悪かった時期に流行しましたが、ライ魚を食べることが多かったことによるとのことです。食糧事情の好転とともに消失しましたが、半世紀近くたって、再び復活してきたのです。

福岡大学の研究者によると、今度はライ魚ではなく、ドジョウ、ブラックバス、ブルーギル、ヤマメ、ヘビなどの生食によるものだそうです。ルアーフィッシングの流行、グルメブーム(飽食時代の象徴?)などの結果でもあるようです。

このうち、ドジョウについては上記福岡大の先生によれば、検出される寄生虫は、剛棘顎口虫というもので、日本には存在しない種のことです。日本の自然界には、有棘顎口虫(イヌ、ネコ)、ドロレス顎口虫(イノシシ、ブタ)、日本顎口虫(イタチ)の3種だそうです。

従って上記のドジョウは、輸入されたものであることがわかったそうです。ドジョウはかつて田んぼでよくとれましたが、農薬が田んぼにまかれるようになって、いつの間にかいなくなりました。眼前のドジョウは、ブルーギル、ブラックバスとともに外来魚ということになったわけです。日本産との見分け方は、寄生虫を調べて剛棘顎口虫と出れば確定、なんてことになりそうです。

今はライ魚から寄生虫は、なくなっているそうですが、かわって淡水魚からの顎口虫感染が増してきているとのこと。ブルーギル、ブラックバス、ヤマメ、ドジョウ、ヘビなど生食習慣のある日本人にとって注意が必要と警告しています。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

マキノ出版「めまい・メニエール病を自力で治す最強辞典」に当院の立花の記事が掲載されています。

文庫本掲載のお知らせです!

マキノ出版「めまい・メニエール病を自力で治す最強辞典」(2018年月9月18日発売)にて、副院長の立花の記事が掲載されています。

 

ページ数は、p122~p127に連載されています。

 

【生命エネルギーを高める食材でめまいを撃退!】

 

手軽に実践できる滋養強壮食材の調理方法や効果的な食べ方を紹介しています。

ぜひご覧ください。

りゅうえい健康通信―食養生 「日本食(アジア食)に関心を」

以前から、どんな物を日常食べるかによって、病気にかかる率に差が生じてくることがいわれてきました。前立腺癌にかかる率は中国人が1.8%なのに比べて、アメリカ人では53.4%である。

ところが前立腺癌にかかる率の低いアジア系の人がアメリカに移住すると、そのかかる率が高くなってくるのです。こうした現象のおこる原因は、食事内容の違いにあるのではという報告がオーストラリアでなされました。

ムラサキツメクサの抽出物を用いて、前立腺癌の患者の癌細胞に対する影響を調べたのです。この植物の抽出物を食したグループと、食さなかったグループについて、前立腺癌の手術後の癌組織を比較しました。

すると抽出物を食べたグループでは、癌細胞の25%にアポトーシスがおきていました。他方食さなかったグループでは1.5%だったのです。アポトーシスとは、細胞の自己死(自殺)と称されている現象で、例えば、受精卵から1つの個体が完成していく際、必要な細胞が残り、不必要な細胞が消えていく時などにみられる極めて重要な現象です。ここでは、そのアポトーシスがムラサキツメクサの抽出物によっておきたのです。癌細胞全体にアポトーシスがおこれば癌は治るということになります。

さて、ここから、アジア人の方がアメリカ人より、なぜ前立腺癌にかかる率が低いのかということになるのですが…。ムラサキツメクサの抽出物にはバイオチヤニン、ダイゼン、フォルムオノネチン、ゲニステインのイソフラボン類が含まれているそうで、こうしたイソフラボン類がアジアの食事には普通に含まれている。

他方、アメリカで普及している大豆イソフラボンにはこれら4種が全て含まれているわけではない。即ち、イソフラボン類の質の差(これは、食事の違いから来ていることになるのです)。この違いが前立腺癌にかかる率の差となってあらわれているのではないかと説明しています。

敗戦後、このかた日本の食事内容(食習慣も含めて)は大幅に変わり、欧米化しました。これにつれておこってくる病気の種類も変化し、和食の効用、即ち伝統食の再評価がおきました。ですが、伝統食への認識はまだ不十分のようです(もっとも、現時点ではまず食材に存在する残留農薬などの方が問題なのかもしれませんが)。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

 

りゅうえい健康通信―食養生 グルコサミン

「グルコサミン」

グルコサミンを含む健康食品の効果について色々な評価がされていますが、臨床的、基礎的な議論が必要との立場からの研究会が発足し、その報告がされました。筆者も以前から関心を持っていたのですが、その発表から偏見を持っていたと認識を新たにしました。ここに主なところをまとまてレポートします。

 

基礎的調査はウサギ、モルモット、ラット、ヒトの関節の細胞を用いてグルコサミンを主として行われています。グルコサミンは損傷した軟骨の修復を促進しますが、これはグルクロン酸や、N-アセチルグルコサミンでも認められています。グルコース(ブドウ糖)ではおきません。

 

自然発生型変形性関節症(モルモット)でグルコサミン、コンドロイチン硫酸の12ヶ月齢までの期間投与ではレントゲン画像上、骨の変化は防げていないのですが、組織を顕微鏡でみると組織変化(進行度)には抑制効果が認められています。

 

ラット関節炎でのグルコサミンは関節炎症状、炎症関連物質の生産は抑えられており、また組織像でも関節軟骨が保持されています。体重の回復もあります。ラット1型糖尿病モデルの皮膚劣化については、グルコサミンは真皮層が厚く可溶化できるコラーゲンの量が減少、コラーゲンの線維が太くかつ均質化しているのが認められています。

 

臨床的調査では変形性関節症で安静時痛、運動時痛を抑える効果があり特に早期の例で効果がよく、血中の炎症物質も低くなっていることが認められています。人で、アデノシン2リン酸(ADP)刺激による血小板凝集を抑えることも認められています。その他いささか学問的になりますが、(以下読むのを省略されて構いません)

 

グルコサミンは、

アデノシン3リン酸の放出・・・阻害

血小板第4因子の放出・・・阻害

トロンボキサン合成・・・阻害

血小板内の①カルシウム動員、②環状アデノシン1リン酸の低下、③シグナル伝達物質Sykのリン酸化・・・阻害

アデノシン2リン酸のアデノシン受容体への結合・・・阻害

などがあり、血小板の凝集することを妨げるので血管内で血栓ができるのを防ぐ作用があると報告しています。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 オリーブ油

「オリーブ油に注目を!」

テレビで、地中海、イタリア近くの農家で6ヶ月生活した一人の日本人の病人のレポートがありました。日本人はここで野菜を作り、オリーブの取り入れ、オリーブ油の製造などをし、この土地の生活をしました。そこの住民の食生活はオリーブ油が基本といってよいほどのもので、例えば野菜サラダにはきわめてたっぷりと自家製のオリーブ油をかけて食していました。勿論、野菜は“季節外れの温室育ち”ではなく“旬の露地もの”です。その日本人は、日本にいたならば起こりえない奇跡を起こして帰国したのです。日本に戻ってからも、オリーブ油を基本とする生活を続けるため、現地から直接自分でオリーブ油を取り寄せていました。

地中海地域住民はずうーっと昔から果物、野菜、魚類、そしてオリーブ油が食生活の基本でした。この生活スタイルが、日本人に大きな効果をもたらしたのは確かなようです。特にオリーブ油が…。日本でも最近はオリーブ油の消費量が増えているようですが、オリーブ油のCMは見受けないのではと思います。そこで、オリーブ油のCMを提供したいと考えます。

1.オリーブ油は地中海住民にどんな健康をもたらしてきたか!

大腸癌、乳癌、皮膚ガン、動脈硬化、老化などに対して防御作用を発揮してきた!

2.オリーブ油はどうしてそんな働きをするのか!

活性酸素の働きを排除する抗酸化作用がある!

3.オリーブ油はどんなものを含んでいる?

・フェノール、スクアレン、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等)

リオリーブ油のフェノール(化合物)は3種類、抗酸化作用を発揮します。(名を上げますが、なにやら舌をかみそう…。)

・単純フェノール(チロソル、水酸化チロソル)

・セコイリドイド(オレウロペイン、リグストロサイド(アグリコン)

これらの脱炭酸化ジアルデヒド誘導体)

・リグナン(〔+〕-1-アセトキシピルジノール、〔+〕-ピルジノール)

リオリーブ油はスクアレン含有量が高い。スクアレンは皮膚に行き渡り、皮膚が紫外線を受けたときに発生する活性酸素をのぞきます。

リフェノールにしても、スクアレンにしても脂溶性(油に良く溶ける)なので腸からの吸収はよろしい。吸収されずに残った時でも、大腸、直腸にいたり、そこで大腸癌、直腸癌を防ぐ働きをします。

4.オリーブ油に、エクストラバージンオイルとかバージンオイルとか名前の違いがある

エクストラバージンとは“ようするに一番搾り”か?

オリーブ油の内容はオリーブの種子の品質が大切。

良い品質の種子を有効成分が多く含まれるような作り方をする。

抗酸化作用についてみればエクストラバージンオイルとバージンオイルとでは大きな差があり、エクストラバージンオイルの方が大きいのです。

さて、日本では、あのNHKレポートにあったオリーブ油の如き物を手ごろな価格で入手するというのは…無理な話か…?

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 アブラナ科の野菜を食べよう

「アブラナ科の野菜を食べよう」

以前、アメリカの大学からブロッコリーの男性膀胱癌発生に及ぼす作用について報告がありました。週2回以上ブロッコリーを食している人の方が、10日に1回とか2週間に1回とか、その食する回数の少ない人より膀胱癌の発生率が40%強ほど低いというものでした。

今回はこれに関連して、その発生率を低くしている物質は何かについてアメリカからの報告です。グルコシノレートという物質です。このグルコシノレートが直接効果を出すのではなく、ブロッコリーを噛み砕き、消化することで、グルコシノレートがイソチオシアネートというものに変わり、これが効果を出すのだそうです。このグルコシノレートは成長したブロッコリーよりも、ブロッコリーのもやし(スプラウト)の方が含有率が高いそうです。

グルコシノレートの効果を調べた実験です。ブロッコリースプラウトからグルコシノレートを抽出し、酵素でイソチオシアネートに変えます。ヒト及びマウスの膀胱癌から分離した細胞株(こうするとガラス容器中で培養して増やすことができるようになります)にこれを作用させ癌細胞株が増殖するかどうかをみます。

イソチオシアネートは増殖を抑えましたがグルコシノレートにはありませんでした。この研究ではイソチオシアネートに焦点がしぼられていますが、ブロッコリーに含まれる他のものにも抗癌作用がある可能性があるし、また含まれる他の物質間での相互作用も考える必要があると実験者はのべています。

ブロッコリーはアブラナ科の植物です。キャベツ、ケールなどもアブラナ科です。アブラナ科の植物は発癌性物質を解毒する作用があることは既知のことで、膀胱癌だけでなく他の癌にも期待できるのではとのことです。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 暑さの影響で起こりやすい脳卒中

脳卒中の引き金は動脈硬化

脳卒中は脳の病気という印象ですが、血管の障害によって発症する症状の総称で、大きくは脳の血管が詰まる「脳梗塞」と脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。かつて、脳卒中は冬の病気と言われていました。ところが最近では、脳梗塞が増えたことから、脳卒中はむしろ夏に多い病気となっています。理由は、汗をかくことで血管内の水分が不足し、血液の粘り気が高くなり、その結果、血管が詰まりやすくなるからです。まだまだ暑い日が続いていますので、夏場の脳卒中には十分注意しましょう。

ある日、突然起きるのが特徴

脳卒中の語源は「悪い風にあたって突然倒れる病」。昔から、何の前触れもなくおこる病とされていました。しかし、近年では医療が進んだことで、原因が解明し、予防や対処ができるようになりました。脳卒中を引き起こす大きな要因は動脈硬化。動脈が硬くなったり狭くなったりすると、血液の流れが悪くなります。狭くなった部分に血の塊が出来て、それにより突然、脳内で血管が詰まったり、破れたりして脳卒中となるのです。普段から高血圧や高脂血症、糖尿病などの持病をお持ちの方は、お酒を控えたり、適度な運動を心がけるなどして予防をすることが重要です。

日頃の対処が最大の予防

起こすとやっかいな後遺症

脳卒中を防ぐ食生活

脳卒中を起こすと生命にかかわることが多く、たとえそうでなくても手足の麻痺や言語障害などの後遺症を残すことが多い病気です。起こさないようにするには、糖尿病や高血圧と同様、コレステロールに注意した食生活が大切です。

①肉より魚を中心に

お肉や油を使った料理を控え、DHA、EPAなどの体内で固まりにくい脂を多く含む魚(マダイ、サバ、ブリ、サンマなど)を積極的に食べましょう。

②良質のたんぱく質を

納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品でたんぱく質を摂りましょう。

③野菜、ゴマはたっぷりと

色の濃い野菜やゴマなど抗酸化作用の高い食品をしっかり食べましょう。

血液サラサラにする玉ネギ

玉ねぎには血圧を下げるケルセチンや血の流れを良くするサイクロアリインやイソアリインが多く含まれています。特に栄養価の高い薄皮も一緒に摂れるように皮つきのまま1/4程度を、軽く塩味をつけた500mlの水で20分間煮て、その煮汁を飲むと効果的です。

脳の血流を良くするツボ

目尻の外端のくぼみにある瞳子髎は脳の血流をすぐに良くするツボです。脳卒中や認知症の予防にも役立ちますので、このツボを1日1回、人差し指または薬指で両側を1分間ほど指圧してください。

前兆を見逃さない

現在、脳卒中は日本人の死亡原因の第3位。医療が進んだことで死亡率は年々減少していますが、高齢化社会にともない患者数は増加しています。脳卒中は、上記の対処法はもとより、わずかな前兆を見逃さないことが大切です。手足の麻痺、ろれつが回らない、激しい頭痛や強いめまい、吐き気、視野が狭まるなど、いつもと違う前兆を見つけたら、ずぐに医療機関にかかりましょう。

肥満や高血圧にならない工夫を

脳卒中を防ぐには、動脈硬化の予防、悪化の防止が何より。そのためには食事だけでなく、生活習慣の改善も必要です。動脈硬化にならないために次の点に気をつけましょう。ストレスを避け、規則正しい生活を送ること。適度な運動を実践し、肥満を防ぎましょう。車に頼らずに歩くだけでも、ちょっとした運動になります。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

りゅうえい健康通信 ツボ療法―熱中症に有効なツボ

「気海」

今年の夏は暑すぎます。各地で近年まれに見ぬ暑さを記録しています。その為、熱中症で倒れる人が後を絶ちません。そこで、熱中症になりかけたら直ぐに対処すると優れた効果を発揮するツボを紹介します。

そのツボの名は気海と言います。おへその下2cmにあって、古くから気付けのツボとして有名です。熱中症を東洋医学では亡陽と診断します。亡陽とは身体の水分が極端に消耗して、全身の臓器不全を起こした状態です。亡陽は色々な病気で発生しますが、熱中症もその原因の1つです。

熱中症になり始めたら、まず涼しい場所で横になり、場合によっては脇の下や首を氷で冷やします。又、水分の補給や、すいか、メロン、お茶等の利尿作用のある食品を摂取すると良いでしょう。その上でこの気海に指圧や温灸を施すと、ほとんどの場合、大事に至らないで回復します。

その他、このツボは、気海と言うぐらいですから、元気を充満させてくれます。ですから、虚弱、インポテンツ、下腹部や下肢の冷え、腰痛等にも効果があります。又、うつ病や不眠、不安等の改善にも応用できます。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 夏に起きやすい脳貧血

 

気温が上がってくるこの時期、めまいがしたり、急に目の前が暗くなって意識を失ったりすることがあります。これは気温が上昇することで、血管が拡張した結果、全体の血液量が減ってしまうことで起きる症状です。これは、脳貧血と呼ばれ、後述する鉄欠乏性貧血とは原因が異なります。入浴中に起きるめまいは脳貧血のひとつです。日頃から貧血気味の人は、くれぐれも注意が必要です。

貧血に多く見られる症状

全身倦怠感、めまい、立ちくらみ、頭痛、動悸、息切れ、やたら眠い

女性に多い鉄欠乏性貧血

夏に起きやすい脳貧血とは別に、鉄分不足が原因で起こる貧血があります。呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、血液中にあるヘモグロビンと結びついて全身を巡りながら体中の組織に酸素を運び、生きていくのに必要なエネルギーを作り出していきます。しかし、このヘモグロビンが何らかの理由で減少し、全身に酸素が行き渡らなくなると起きるのが貧血。ヘモグロビンは鉄で合成されるため、この状態を鉄欠乏性貧血と呼んでおり、月経などで鉄分が不足しがちな、女性に多く見られる症状として知られています。

脳貧血が起きた時には

血流を促すことが何よりも肝心

倒れてしまった際の応急処置

  • 横になり、足の位置を頭よりも高くする

血液がスムーズに流れるようにしましょう。頭が心臓より低くなるようにして、横になります。

  • 体を締め付けるものを緩める

ベルトやシャツ、下着などからだを締め付けているものを緩めて、症状が収まるのを待ちます。

  • 体を温める

脳貧血を起こした時は、からだが冷えている場合が多いので、タオルケットや毛布などで体をくるむなどして、体を温めましょう。

温かい飲み物や柑橘系の食品で対処

意識が戻ったら、血流を高める温かいお茶やミルクなどを飲みましょう。少量のアルコールでもかまいません。とにかく全身に血を送ることが大切です。湯あたりが原因による脳貧血には、レモンやみかん、梅干など酸味のあるものを食べると良いでしょう。酸味は、血管を引き締める作用があるため、回復が早まります。

血流を高めるツボ

足の裏や手の平をマサージで自律神経に働きかけ、血管を広げ脳に血を送ります。また、おへそのまわりを指圧することも有効です。腹部にある自律神経を刺激することで、血液が上半身に巡り、回復を早められます。

食べ合わせに気をつける

貧血を予防するには鉄分を十分にとることが必要です。ですが、食品の食べ合わせによって、鉄分の吸収を阻害するものもあるので注意しましょう。緑茶や紅茶、コーヒー、アルコールに含まれるタンニンがそれに当たります。鉄分を効率よく吸収するために、食後のお茶は麦茶やほうじ茶にするか、食後1時間半以上あけてから飲むようにすると良いでしょう。

日頃の食生活が貧血を防ぐ

朝食を抜いたり、インスタント食品を好む人は、貧血を招きやすい食生活といえます。

貧血を防ぐには、ビタミンや良質のタンパク質を中心としたバランスの良い食事を摂ることです。また鉄分を多く含むイワシ、まぐろ、レバー等は、積極的に摂りたい食品です。

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