りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

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りゅうえい健康通信―食養生 気管支喘息、胃腸虚弱、肝機能障害、関節痛等に効果的!

『ビワの葉』

“目には青葉 山ホトトギス 初ガツオ”という有名な俳句がありますが、私にとっては黄色く色づきだしたビワの実ほど初夏の訪れを実感させるものはありません。春から初夏にかけてビワの葉は実を大きく成長させる為、さかんに光合成を繰り返します。その結果、葉の中には色々な有効成分で一杯になってゆきます。そこで、一年を通して一番薬効の高いこの時期のビワの葉を採取してお灸や漢方薬に利用しています。ですから、初夏は風情にひたってばかりではいられません。アリとキリギリスの話ではありませんが、汗だくで一年分のビワの葉を確保しなければならない季節でもあるのです。

(1)ビワの葉の活用法

まずは、お灸です。水でぬらしたビワの葉をツボや患部に置きます。その上に順にタオル、新聞紙をのせます。そこで、棒灸と呼ばれる筒状に固めたもぐさに火をつけて、その新聞紙の上から押すように当てます。つまり、ビワの葉の有効成分をツボや患部に浸透させるのです。このビワの葉灸は全身ポカポカしてとても気持ちの良いものです。しかも、治療効果バツグンで、気管支喘息、胃腸虚弱、肝機能障害、ネフローゼ、小児の夜間尿やかんの虫、神経痛、関節痛等の病気に対応できます。次に内服ですが、ビワの葉の裏についている毛を取り除き、十分に乾燥させます。そして、必要な時、適当な大きさに切って、単品で健康茶のように用いたり、陳皮、甘草、生姜等の生薬を加え、“ビワ薬湯”という漢方薬として治療に使ったりしています。ビワ薬湯は室町時代あたりから庶民に親しまれ、明治の後期まで大阪の天神橋や難波橋などの橋のたもとでそのエキス液が立ち売りされていました。特に夏は飛ぶように売れたそうです。ビワ薬湯の効能は、ほぼビワの葉灸のそれと同じですが、より胃腸や肝臓には良い影響を与えるので、吐き気や下痢、だるいといった夏バテや夏の水あたり、食あたりの症状改善に最適だったからでしょう。

(2)ビワの葉の成分

ビワの葉の成分はブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、デンプン、デキストリン、フラボノイド、タンニン、アミグダリン等です。これらの成分のうち特筆すべきものはアミグダリンです。別名ビタミンB17とも呼ばれています。アミグダリンは体内に入るとベータグルコシダーゼという特殊な酵素により分解され、ごく微量のシアン化合物になります。そして、すぐにローダーネーゼという細胞を保護する酵素により、そのシアン化合物は無害化されます。この生体内における化学変化を通して、血液を正常なアルカリ性に変え、炎症を鎮めたり、痛みを抑えたり、免疫力を増強したりして自然治癒力を高めているのです。

いかがでしたか。ビワの葉。風邪のような軽い病気からガンのように放っておけば必ず死に至る重篤な病気にまで応用できる優れた生薬です。是非、試してみてください。

但し、注意しておきたいことは、ビワの葉でガンが絶対治ると思ってはいけません。時期を逸しなければガンは西洋医学的治療で完治する可能性が高いのです。まずは病院で適切な治療を受け、その上で補助的にビワの葉灸をするなり、煎じて飲むなりすることが賢い人間のすることです。

ビワ葉(イメージ)ライセンス確認済

りゅうえい健康通信―食養生 梅肉で酸性体質を改善!頭痛対策・酔い止めにも効果的!

『梅肉』

 

青梅をよく煮詰めた梅肉は、民間薬の代表的なものです。しかも副作用の心配はなく、ことに赤痢、疫痢などの伝染病の病気に卓効があるとされ、今日もなお、梅干とともに多くの方が愛用しています。健康食品や自然食品のブームのなかにあっても、もっとも効果確実なものとして高く評価されているものです。梅肉の優れているのは、有機酸が多く含まれているからで、レモン100グラム中の有機酸含有量が1グラム、日本産の梅が5グラム、梅肉になるとなんと53グラムも含まれているといわれます。これらの成分が白血球の喰菌作用を高めて、ビールス菌や結核菌、あるいは化膿菌に対しても有効に働くために、風邪をひきやすい方がこの梅肉を毎日4~8グラム摂取していると、見事に風邪をひかない健康体になれますし、結核を患っている方にとっても、驚くほどの効能を示します。しかも抗生物質と異なり、副作用などの心配もありません。また、ふきでもののできやすい体質の方や、湿疹のよくでる方にも、梅肉の薬効は抜群です。これは、いずれも白血球の機能を正常にしてくれるからです。現代は酸化食品過剰症の方が多いので、どんな方にも効果が期待できるわけです。旅行などにも持参されますと重宝です。腎臓病や高血圧には、きびしく塩を制限しますが、こうした病気に対して、梅肉には塩分の心配は全くありません。したがって、腎臓病や膀胱系の病気には、梅肉が有効かつ完全な食品といえるでしょう。1日6~8グラムを3回に分けて、湯にといて黒砂糖か蜂蜜を少し入れて飲んで下さい。また、面白い活用法として、頭痛対策があります。目の使いすぎや考えすぎでコメカミあたりを中心にした痛みがあれば、そこに梅肉を塗っておくと良いでしょう。30分ぐらいで緩和してきます。また、乗り物酔いにも効果的です。おへそに梅肉を塗り込み、漏れないようテープ貼っておけばバスでも船でも酔い知らずです。

青梅

りゅうえい健康通信 ツボ療法―救急時の気付けに有効なツボ

「人中」

 

救急時の気付けに

 

季節の変わり目は、自律神経失調症状を現し易いようです。特に、学童の脳貧血は問題です。朝礼の際、急にバタンと倒れ、意識不明となれば、先生も仲間の生徒も青ざめてしまいます。そんなとき、役に立つのが人中(じんちゅう)というツボです。人中は水溝(すいこう)とも呼ばれます。

 

基本的には救急のツボですので、高熱による痙攣や人事不省(うなされているとき)にも効果的です。古くは、インフルエンザやはしかや疱瘡などで熱性痙攣を起こしているときの特効ツボとして利用されました。科学的な裏づけもとれています。ウサギを貧血状態にしたとき、このツボに通電刺激を与えると、血圧を上昇させるとともに脳血流量も正常に戻したといいます。また、呼吸の乱れも改善したといいます。脳梗塞の発作時にも応用出来そうです。

 

その他、日射病、癲癇、しゃっくりなどにも効果的です。私の経験では、立ってないほどの腰痛が、1本このツボに針を刺すことにより、ものの数分で鎮痛したということがあります。

 

●効能

救急時の気付け

●ツボの場所

上唇と鼻の間の中央にあります。

●やり方

親指で強く指圧すると良いでしょう。但し、少し強めに押し、にぶい痛みを感じさせる必要があります。人中

りゅうえい健康通信―食養生 頑固な便秘、宿便に効果的!

『桃の花』

 

桃源郷の春は、足早に訪れます。

さて、桃の花は、眺めて綺麗なだけではなく、様々な薬効もあります。特に便秘や肥満に効果的です。

便秘や肥満は、多くの女性が悩んでいます。皆さんもおなじみの桃の花で解消してみてはいかがでしょうか。

桃の花は、古くから頑固な便秘によく効くとされています。これは、フラボノイドの一種でマルチフロリンが含まれているからです。マルチフロリンには強い便秘解消作用があります。その効力はセンナ以上とも言われています。また、桃の花には、ケンペロールやクマリンと呼ばれる成分も含まれています。このケンペロールやクマリンは、血管を拡張し、血液をさらさらにしてくれるので、大腸自体の血流も良くなります。つまり、桃の花を飲み続けていると大腸が元気になり、次第に蠕動運動も活発になってくるので、桃の花に頼らなくても自然に排便できるということです。全員にあてはまるとは思えませんが、頼もしい作用です。

桃の花(イメージ)5 ライセンス確認済

りゅう健康通信―ツボ療法 頭痛、めまい、鼻血などに有効なツボ

「懸鐘」

頭痛、めまい、鼻血などに有効なツボ

 

自律神経系の弱い方は、のぼせて頭痛やめまい、鼻血に悩みます。そんな方にご紹介したいのが、懸鐘という名のツボです。

このツボは外くるぶしに指を当てて、膝の方向にこすり上げていくと、骨の存在を感知できなくなるところにあります。ですから、絶骨という別名があります。なんと的を得た呼び名なのでしょう。漢字の妙を感じさせます。

日頃私達針灸家は、このツボが足にあるので、坐骨神経痛、脳卒中の片マヒ、足の痛み、歩き疲れといった病気や症状に汎用しています。ただ、のぼせが根底にある場合、頭や首、肩の症状が主訴であってもこのツボを使います。例えば、先に述べた頭痛、めまい、鼻血は勿論のこと、扁桃腺炎、中耳炎、首肩のこり、寝違い、結膜炎等です。

その他にも面白い活用法として、鼻腔の乾きがあります。通常鼻腔は鼻水によって潤っています。ところが、年をとったり、虚弱な人が風邪をひいたりすると鼻腔がカラカラに乾いてしまうことがあります。懸鐘はそんな鼻の乾きに卓効があるのです。

漢方では、この状態を病邪が表裏あるいは身体の側面に居ついている少陽病期と呼んでいます。口の中がねばついたり、白い苔がついたり、脇腹が張ったりといった症状もあらわすことが多いのです。いずれにしろ、体力が弱くなった時にあらわれやすいようです。

 

●効能

頭痛、めまい、鼻血

 

●ツボの場所

外くるぶしに指を当てて、膝の方向にこすり上げていくと、骨の存在を感知できなくなるところにあります。

 

●やり方

指圧でもかまいませんが、あまり強く押すと、後で痛みがでることがあります。

指の腹で軽くこするくらいが良いかもしれません。

1懸鐘

りゅうえい健康通信―食養生 リュウマチや関節炎!風邪や扁桃腺炎、オデキ、乳腺炎などの改善に効果的!

『タンポポコーヒー』

リュウマチや関節炎!風邪や扁桃腺炎、オデキ、乳腺炎などの改善に効果的!

タンポポはキク科の植物で、世界中で見られます。特に西洋タンポポは生命力が強く、多くの国ではこの西洋タンポポが自生するようになっています。根は乾燥させた後、粉砕してコーヒーの代用として利用されます。また、葉は生でサラダにしたり、花はワインの原料にしたりと、全草が食用になるのです。ヨーロッパでは古くから体内の毒を排出させるための薬としても繁用されています。

①    特に異常免疫体質を正常に導くので、リュウマチや関節炎などには一定の効果が得られています。

②    中国では蒲公英と呼ばれ、根に解毒作用や抗菌作用、消炎作用が認められるということで、風邪や扁桃腺炎、オデキ、乳腺炎などの改善に用います。また、利尿作用や通便作用、利胆作用もあるので、ダイエットにも役立ちます。

薬効成分は、トリテルベンやセスキテルペンラクトン、ステロール、フェノール酸などです。このようにフラボノイド類に富んでいますので、様々な作用が見られるのです。

通常、乾燥させた5gのタンポポの根を、500ccの水で30分ほど煎じて、1日2~3回に分けて飲みます。また、ミルサーで細かく砕き、コーヒーをいれるような要領で飲みます。

たんぽぽ

りゅうえい健康通信―ツボ療法 寝違い・耳鳴り、めまい、中耳炎に有効なツボ

「中渚(ちゅうしょ)」

 

寝違い・耳鳴り、めまい、中耳炎に効果的!!

朝起きると首がまわらないという方はいませんか?それは俗に言う寝違えです。

首肩の筋肉や関節が冷えて固くなっている時、急な首の動きが負担となって、筋肉繊維を切ってしまったり、頚椎を捻挫してしまったりすることが原因と思われます。

病院に行くと、軽ければシップ薬や痛み止めの処方、重ければ首の固定や麻酔薬の局部注射。いずれにしろ1週間ぐらいは声をかけられても振り返ることができない状態を余儀なくされます。

 

そこで、ご紹介したいのが『中渚』というツボです。

 

●効能

①寝違い

 

②耳鳴り、めまい

 

③中耳炎

 

●ツボの場所

手の甲側にあって、薬指につながる骨と小指につながる骨の間にあります。

 

●やり方

寝違えたら、まず安静にして、悪化を防ぐとともに『中渚』をよく指圧して下さい。

痛気持ちいいくらいの強い刺激をいれます。

『中渚』の圧痛が軽くなると、首肩の痛みもほぼ同時に消えてゆくでしょう。又、やめまい、中耳炎、扁桃腺炎といった病気の改善にも役立ちます。

中渚

りゅうえい健康通信―ツボ療法 花粉症をはじめ各種の鼻の症状の改善に有効なツボ

「上星」

 

今年も花粉が飛散する時期になりました。花粉症の方にとってさぞかし大変な事でしょう。そこで今回花粉症のツボ療法をお教えします。

それは『上星(ジョウセイ)』と呼ぶツボへの刺激です。

この上星は花粉症をはじめ各種の鼻の症状を改善する名ツボです。

 

●効能

①花粉症の緩和

 

②蓄膿症

③鼻づまり

●ツボの場所

上星(じょうせい)の位置は、顔の左右の中心と髪の生え際から約2cm程上にあがった場所にあります。

 

●やり方

花粉症や蓄膿症などになると、このツボに圧痛を覚えるようになります。人によってはむくみがあらわれます。ですので指で押すと痛んだり、べこっとへこんだりします。

指の腹で痛気持ちいい刺激をいれます。押しているうちに痛みが薄らいでくれば有効な刺激が与えられています。

上星

りゅうえい健康通信―食欲低下や前立腺肥大からの頻尿!美容や老化防止に効果的!

『にがうり』

食欲低下や前立腺肥大からの頻尿!美容や老化防止!に効果的

にがうりはウリ科の一年草で、熱帯から亜熱帯のアジアが原産地です。沖縄ではゴーヤと呼ばれ、一年を通して食されています。また、長寿食品としても有名です。

これは、野菜としては、ビタミンCの含有量が飛びぬけて高いのが理由でしょう。更に、苦味成分のククルビタシンは食欲低下や前立腺肥大からの頻尿を改善させる働きがあります。取り分け中国では、ハーブ茶としても愛飲されています。

にがうりを薄くスライスしたあと乾燥させ、いつでも利用できるようにしています。

お茶して飲むと、ビタミンCが壊れにくく、その抗酸化作用で、美容や老化防止に役立ちます。

苦瓜

りゅうえい健康通信―ツボ療法 自律神経失調症・肝機能障害や胆のう炎、足の裏の痛みに有効なツボ

「行間」

 

東洋医学では気が逆行すると、のぼせ、めまい、吐き気、咳、頭痛、肩凝り、動悸など症状が発生すると言います。気とは、一種のエネルギーです。逆行とは、身体の上半身に偏り集まるということです。古くから頭寒足熱が健康な状態と言いますが、気が逆行すると、まったく反対の現象があらわれるのです。それが高じてくると上記したのぼせ、めまいなどの症状も併発すると言うのです。判りやすく表現すれば、更年期障害やストレス過多の時に感じる自律神経障害です。

 

これらの症状を改善するのに役立つツボが行間(こうかん)です。

 

●効能

①自律神経障害

 

②肝機能障害や胆のう炎

 

③足の裏の痛み

 

行間は足の拇指と二指の間にあります。このツボは自律神経失調症の治療において必要不可欠です。例えば、肩凝りがひどい場合、肩の辺りに針灸を施しますが、それだけでは不十分です。2~3日で元の木阿弥になってしまうからです。やはり、気の逆行を是正しなければ根治に至りません。したがって、行間も加えるのがベストなのです。

 

ご家庭では、親指で擦るように指圧すれば良いでしょう。最初はとても痛く感じるかもしれませんが、慣れてくると痛いけど気持ち良くなります。そのころには自立神経障害も軽くなっているはずです。その他、行間は、肝機能障害や胆のう炎、足の裏の痛みにも効果的です。

 

●ツボの場所

足の親指と二指の付け根の間にあります。

●やり方

親指で擦るように指圧します。最初はとても痛く感じるかもしれませんが、慣れてくると痛いけど気持ち良くなってきます。

行間

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