りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Category: りゅうえい健康通信ーツボ療法 (page 2 of 5)

りゅうえい健康通信―ツボ療法 耳鳴り、めまいに有効なツボ

「少海」

内耳の疾患で慢性的に苦しめられる疾患は、耳鳴りです。耳鳴りは症状名で、病名ではありません。多くは感音性難聴と呼ばれる病気に併発する症状です。ただ、難聴以上に耳鳴りは辛いものです。夜中に耳の奥でキィーン、あるいはジィーと嫌な音が聞こえれば不眠になるのは必至です。

 

そこで、ご紹介したいのが、少海(ショウカイ)という名のツボです。少海は、肘を曲げると出来る横しわの内側に切れたところにあります。

 

少海は、古くから耳鳴りの特効ツボと言われています。お灸の大家の代田文誌先生は、このツボを使って多くの耳鳴りを完治したといいます。東洋医学では、身体に生じた僅かな熱が内耳の機能を損なうとしています。少海は熱に関係するツボです。何となく効果のメカニズムが理解できそうです。

 

現代医学で言うところの自律神経失調症の交感神経興奮型で、内耳の神経が敏感になっている耳鳴りに効果がありそうです。また、内耳に変調がある時に、このツボを押さえると嫌な痛みがあります。この痛みを指圧することにより取り除くと、耳鳴りやめまいが軽くなります。その他に、小指や歯の痛み、のぼせや頭痛にも効果的です。

 

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

BoneArmFoward

りゅうえい健康通信 ツボ療法―二日酔いによる吐き気や胃の重みなどの症状を緩和に有効なツボ

解谿(かいけい)

年末年始はお酒を飲む機会が多くなります。ややもすると飲み過ぎて、二日酔いになります。二日酔いはアルコールの代謝産物で毒性のあるアセトアルデヒドが脳を侵す、あるいはカテコールアミンの分泌が高まることにより発生すると言われています。

 

東洋医学では、胃に水分が停滞し、それが熱をおび、吐き気や頭痛といった症状をあらわすとされています。この場合、胃経と呼ばれる経絡上にあるツボに指圧したり、楊枝による刺激を与えると良いでしょう。

 

特に解谿(かいけい)というツボや上巨虚(じょうこきょう)と呼ばれるツボは即効的に吐き気や胃の重みなどの症状を緩和させてくれます。解谿や上巨虚は、胃に溜まった熱を排出する作用があるからです。ゴボッと胃が音をたてたら効果があった証拠です。

 

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

足関節足関節前面の中央足関節前面の中央に指を当ててを屈伸させると3本の腱に触れる。その真ん中の腱の所3本の腱に触れる。その真ん中の腱の所指を当てて、関節を屈伸させると3本の腱に触れる。その真ん中の腱の所前面の中央に指を当てて、関節を屈伸させると3本の腱に触れる。その真ん中の腱の所

BoneFootF

りゅうえい健康通信―ツボ療法 肩凝り、頭痛やめまいに有効なツボ

「肩井」

 

肩凝りと腰痛、一見異なった病気のように思われますが、時に肩凝りを治すと、同時に腰痛が解消するケースがあります。特に、足腰に力が入らず、常日頃腰が重く痛むという腰痛の場合には、肩の張りをほぐす必要があります。そんな時使うツボが肩井(けんせい)です。

 

肩井は、肩の中央にあって、肩が凝ると圧痛を一番感じるところです。東洋医学では、老化が進むと、腎(生命現象を司る臓器といわれ、西洋医学的でいうところの腎臓を指してはいない)が弱るといいます。また、その弱りが腎と表裏一体をなす腰にあらわれると言っています。多くは痛みの反応です。それが、慢性化すると段々上に登り、背中や肩に凝りや痛みを起こさせるのです。つまり、腰と肩は、密接な関係があるのです。ですから、肩凝りをほぐす肩井が腰痛にも効くのです。更に、肩井は、頭痛やめまい、五十肩にも効果的です。変わったところでは、女性の乳腺炎にも良く効きます。痛いが気持ちも良いぐらいの力で指圧して下さい。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

BoneBodyBack

りゅうえい健康通信 ツボ療法―腰痛・背中の痛みに有効なツボ

「委中」

 

膝の関節の裏にできる横シワの中央に、委中という名のツボがあります。古くから〝腰背、委中に求む〝と言われているくらい腰痛にはよく効きます。

中国ではこのツボ付近の血管に鍼を刺し、少量の血をとる治療を行っていますが、鍼や指圧でも十分に効果があらわれます。ただし、少しコツがいります。つまり膝を曲げた状態で鍼や指圧するなりします。

腰が痛む時は、委中を指で押さえるととても痛く感じます。鍼や指圧をして、この圧痛がやわらぐと腰の痛みが軽くなるのを実感できます。その他、委中の効能としては、痔や高血圧、脳出血があります。

痔には長強という尾骨付近にあるツボと同時に使って効果を高めるようにしています。あっという間にイボ痔の痛みがとれるようです。また、急に血圧が高くなったときや脳出血時には、血をしぼり出します。急速に血圧が下がり、大事に至らないですみます。

 

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

BoneFootBack

りゅうえい健康通信 ツボ療法―心身ともに疲労したときに役立つツボ

労宮

 

手のひらの真ん中にあるツボを労宮と云います。このツボは、読んで字の如く疲れたときに用います。疲れたときにこのツボを指で押さえると、強い痛みを感じます。特に心臓が弱ったときに反応があらわれるようです。また、東洋医学では、心臓は精神活動も行っているとしていますので、精神疲労が溜まっているときも痛みが出ます。夜寝る前に5分ほど親指で指圧すると良いでしょう。以前、山梨の西沢渓谷に行ったとき、同行した者が疲れて歩くのが辛いと言い出しました。睡眠不足の上、歩き慣れていないので、一過性に心臓疲労が高まったのでしょう。

左手の労宮に指圧をすると、ものの10分程度で回復し、全行程を歩き通せました。また、神経過敏で、手のひらに汗をかきやすい場合にも効果があります。我々のような仕事をしていると、手のひらに汗をかきやすい体質は致命的です。もぐさに汗が滲み込んでしまうので、上手に灸が出来なくなるのです。ですから、修行中に労宮に自分で灸をして、体質改善に努めます。

その他、口内炎にも効果的です。西洋医学では、ビタミンB群の欠乏症といいますが、決してそれが主たる原因とは思えません。栄養の過不足のない食生活をしていても口内炎は発症します。やはり、自律神経失調症からの一種の炎症反応と考える方が、無難です。ですから、精神疲労を取り除く労宮の指圧が口内炎にも効くのです。

 

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信-ツボ療法 喘息や気管支炎・呼吸器疾患に有効なツボ

 

「肺兪と風門」

 

東洋医学では、秋を肺の季節と呼んでいます。ですから、日頃呼吸器に問題のある人は、喘息や気管支炎になりやすく、風邪もひきやすいのです。これらの呼吸器疾患で頻繁に我々が使うツボが風門や肺兪です。この肺兪や風門は第7頚椎の斜め下にあります。正確なツボの位置はツボ辞典で確認してください。

今から800年以上も前の中国の出来事です。名医王執中が弟の喘息による呼吸困難を、これらのツボに火針を刺入して即時に治したという逸話が残っています。火針とは、焼いた針を治療に使うことです。針治療とお灸の治療をミックスしたような治療法です。また、これらのツボの効能は現代の中国医学でも確かめられています。肺兪や風門に刺激を与えると、気管支が拡張して呼吸を楽にすることができるとウサギの実験で解っています。また、気管支の粘膜のせん毛運動を活発にして、痰を出しやすくもするようです。ただし、これらのツボは押して痛みや痺れなどの違和感がなければ効果が甘いと言われています。われわれの臨床でも同じ結論です。ただ、呼吸器に異常があれば殆どの方が違和感を訴えます。風邪のときも嫌な感じがします。ですから、呼吸器疾患だったらどんな病気でも使う価値は十分あります。先日、来院してすぐに喘息の発作を起こした患者さんがいました。外は暑く、治療室は冷房が効いていましたので、急激な温度変化が喘息発作の原因でしょう。すぐにこれらのツボに針灸治療を施すと、ものの数分でおさまってしまいました。まるで、ステロイドの吸入薬を吸ったようでした。皆さんが利用する場合は、毛ブラシで肺兪や風門あたりの皮膚を叩くと良いでしょう。喘息の発作や風邪の予防でも良し、実際に呼吸器の病気になってしまった後でも効果はしっかり得られます。多少痛みを感じるぐらいの力で叩くと良いでしょう。後で皮膚が赤くなりますが、ホカホカして気持ち良くなります。寒風摩擦のようにタオルで擦るよりも遥かに効果的です。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

BoneBodyBack

りゅうえい健康通信 ツボ療法―消化器系疾患に有効なツボ

「三里」

三里というツボは手にもありますが、通常三里といえば、足にあるツボをさします。昔、長旅をする前に三里に灸をしたそうです。三里の灸は脚力を強め内臓の働きを活発にするからです。かの有名な松尾芭蕉は奥の細道紀行の中で上野の屋敷を出発する前に三里に灸したと記しています。又、道中でも”もも引の破れをつづり、笠の緒付けかえて、三里に灸すゆるより松嶋の月先ず心にかかりて”と俳句の中でも三里の名を挙げています。その他、知る人ぞ知るですが、駿河の国の住人の万平さんは、三里に灸をして243歳まで長生きしたそうです。真偽の程は別にして、三里に定期的に灸をすれば、健康的な毎日が送れるとともにかなり長生きできるはずです。三里の科学的研究は、明治の時代からはじめられています。お灸博士と呼ばれた九州大学医学部の原志免太郎医師は灸をすると、

①白血球の数が増える。

②白血球の遊走速度が増加する。

③白血球の貪食能力(病原体を食べる能力)が向上する。

④赤血球やヘモグロビンの量が増える。

⑤血液の凝固時間が短縮する。

ことを確かめました。①~③は免疫機能を増強するということで、細菌やガンから身を守ってくれることです。④は身体全体を強化してくれるということです。ヘモグロビンは新陳代謝にもっとも必要な酸素をはこんでくれるからです。⑤は副腎皮質ホルモンの活性が高まるということで、ストレスやアレルギー反応から身を守ってくれるということです。原先生は、自ら三里に灸をして、100才を過ぎても現役で診療にたずさわり、108才で大往生したのでした。先生は”常日頃私が元気なのは三里に灸を続けているから”と周囲の者に話していました。その他、京都大学の駒井一雄先生は昭和のはじめ、三里に灸をすると、胃腸が急に動き出すことを医学会に発表しています。胃腸のバリウム検査で発見しました。駒井先生は、この論文で博士号を取得しました。ではどのような病気に効果があるかといいますと、

①消化器系疾患(胃腸炎、胃十二指腸潰瘍、胃下垂、胆のう炎、肝炎等)。

②循環器系(高血圧、心臓病、脳卒中の予防)。

③泌尿器系(腎炎、膀胱炎、前立腺肥大)。

④精神神経系(頭痛、不眠、神経症)。

⑤のぼせ、足の冷え、頭痛,肩こりといった日和見的な症状。

大いに三里に灸や指圧をしようではありませんか。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

BoneFootF

りゅうえい健康通信―ツボ療法 肩こり・頭痛・面庁に有効なツボ

「合谷」

手の親指と人差し指の間に合谷というツボがあります。二本の指の谷間にあるので、合谷という名がついたと言われています。良く肩こりに効くということで、TVの健康番組でもたびたび紹介されていますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。確かに肩こりにも効果がありますが、消炎鎮痛作用があるツボですので風邪や扁桃腺炎、歯痛、頭痛、面庁等の改善にも用いられます。むしろ、プロは、この消炎鎮痛作用を応用することが多いようです。古くは”面は合谷に収む”と言われたぐらい顔や口に発生する病気に効果が見られるからです。以前中国の針麻酔をTVで放映していましたが、使用していたツボは合谷でした。このツボに針を刺し通電すると薬剤による麻酔をしなくても一度に5本も抜歯できたのです。しかも予後は大変良く、抗生物質や消炎剤も必要なかったと聞きます。この結果からもこのツボの特性がわかるでしょう。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―ツボ療法 生殖器や泌尿器の病気,婦人科疾患に有効なツボ

「三陰交」

三陰交は、生殖器や泌尿器の病気に頻繁に使われます。特に婦人の三里と呼ばれるほど、生理痛、生理不順、子宮内膜炎、更年期障害等の婦人科疾患に卓効します。その他、膀胱炎、腎臓病、あるいは前立腺炎、前立腺肥大、精力減退にも効果があります。このツボは下半身や下腹部の血液の流れを良くし、冷えを取る作用があります。ですから、十分な酸素や栄養を与えられ、かつ老廃物を効率良く取り除かれた生殖器や泌尿器の機能は向上し、病気を寄せ付けなくなるのです。私の恩氏であり、元東洋針灸専門学校の校長だった石野信安先生は、この三陰交に灸をして、多くの産婦人科疾患を治していました。

先生は、「不妊は男性にも原因はあるが、最近急増しているのが子宮の冷えです。三陰交に灸をして、子宮の環境を良くし受精卵が成長しやすいようにすれば子供は出来る」と言っていました。又、先生は、「三陰交は安産にしたり、逆子を正常位に戻したりする作用もある」とも言ってました。子供を授かりやすくし、しかも安産を促す三陰交、女性の三里と言われても不思議ではありません。ちなみに、先生は産婦人科医で石野医院の院長でもありました。すでにお亡くなりになってしまっていますので、今はご子息の石野省吾先生が後を継いでいます。

石野信安先生は、漢方薬の講義中たびたび恩氏の森道伯先生(漢方の大家)の思い出話をしていました。よほど尊敬していたのでしょうか、次第に感極まって涙でメガネをくもらせていました。それを見て、私達生徒も目を赤くする、何と先生も生徒もなにわぶし的人間なのでしょうか。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

●ツボの場所

内くるぶしの上3寸、脛骨内側縁の骨際の所

内くるぶしの上3寸、脛骨内側縁の骨際の所

 

りゅうえい健康通信―ツボ療法 頭痛、めまい、首肩こり等の改善に有効なツボ

「百会」

百会(ひゃくえ)は頭の天辺にあるツボです。何となく凹みを感じるところですので、指でさぐるように調べると正確なツボが見つかります。詳しくはツボ辞典をごらん下さい。
この百会は色々な臓器の気(生体エネルギー)が集まるツボとされ、その為、「百会」という名がついたと言われています。したがって、このツボに針や灸あるいは指圧をすると多くの病気に効果があります。
例えば頭痛、めまい、耳鳴り、高血圧、低血圧、鼻炎、蓄膿症、ヒステリー、不眠、神経症、健忘、首肩こり、胃下垂、脱肛(いぼ痔含)等が適応症にあげられます。特に頭痛、不眠、神経症、脱肛(いぼ痔含)には卓効します。百会に針を刺してしばらくすると自然にスヤスヤ寝入ってしまう患者さんをよくみかけますし、安静にしていてもズキンズキン痛むイボ痔が灸をしているうちに痛みが消えるばかりか小さくしぼんでしまうこともあります。東洋医学は気がスムーズに身体中をめぐらなければ病気が発生すると教えています。百会は気を上半身に昇らせる効能があるようです。精神神経疾患も痔も気が沈んでしまい、頭の方にめぐらなくなっている状態です。気が上昇すれば、思考能力も向上しますし、内臓も引き上げられ、正常な位置に固定されるからです。
よく漢方薬の補中益気湯が精神神経疾患や痔疾の改善に多用されます。これは消化器系を強くして気を増加増強させるとともに呼吸器の機能も向上させ、気のめぐりをよくする働きがあるからです。東洋医学では気は脾胃でつくられ、肺の力で全身に送りこまれるといいます。結果として、気の下降しすぎを抑制し、頭部への気の流れを良くする補中益気湯が精神神経疾患や痔疾に用いられても何ら不思議ではないのです。つまり、百会へのツボ療法と同じ作用を有しているのです。

●ツボの場所
頭の正中線上で、両耳を折った頂上から真っ直ぐ上がったところ。

 

teppen

Older posts Newer posts