りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Category: りゅうえい健康通信ー食養生 (page 1 of 5)

りゅうえい健康通信―食養生 「日本食(アジア食)に関心を」

以前から、どんな物を日常食べるかによって、病気にかかる率に差が生じてくることがいわれてきました。前立腺癌にかかる率は中国人が1.8%なのに比べて、アメリカ人では53.4%である。

ところが前立腺癌にかかる率の低いアジア系の人がアメリカに移住すると、そのかかる率が高くなってくるのです。こうした現象のおこる原因は、食事内容の違いにあるのではという報告がオーストラリアでなされました。

ムラサキツメクサの抽出物を用いて、前立腺癌の患者の癌細胞に対する影響を調べたのです。この植物の抽出物を食したグループと、食さなかったグループについて、前立腺癌の手術後の癌組織を比較しました。

すると抽出物を食べたグループでは、癌細胞の25%にアポトーシスがおきていました。他方食さなかったグループでは1.5%だったのです。アポトーシスとは、細胞の自己死(自殺)と称されている現象で、例えば、受精卵から1つの個体が完成していく際、必要な細胞が残り、不必要な細胞が消えていく時などにみられる極めて重要な現象です。ここでは、そのアポトーシスがムラサキツメクサの抽出物によっておきたのです。癌細胞全体にアポトーシスがおこれば癌は治るということになります。

さて、ここから、アジア人の方がアメリカ人より、なぜ前立腺癌にかかる率が低いのかということになるのですが…。ムラサキツメクサの抽出物にはバイオチヤニン、ダイゼン、フォルムオノネチン、ゲニステインのイソフラボン類が含まれているそうで、こうしたイソフラボン類がアジアの食事には普通に含まれている。

他方、アメリカで普及している大豆イソフラボンにはこれら4種が全て含まれているわけではない。即ち、イソフラボン類の質の差(これは、食事の違いから来ていることになるのです)。この違いが前立腺癌にかかる率の差となってあらわれているのではないかと説明しています。

敗戦後、このかた日本の食事内容(食習慣も含めて)は大幅に変わり、欧米化しました。これにつれておこってくる病気の種類も変化し、和食の効用、即ち伝統食の再評価がおきました。ですが、伝統食への認識はまだ不十分のようです(もっとも、現時点ではまず食材に存在する残留農薬などの方が問題なのかもしれませんが)。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

 

りゅうえい健康通信―食養生 グルコサミン

「グルコサミン」

グルコサミンを含む健康食品の効果について色々な評価がされていますが、臨床的、基礎的な議論が必要との立場からの研究会が発足し、その報告がされました。筆者も以前から関心を持っていたのですが、その発表から偏見を持っていたと認識を新たにしました。ここに主なところをまとまてレポートします。

 

基礎的調査はウサギ、モルモット、ラット、ヒトの関節の細胞を用いてグルコサミンを主として行われています。グルコサミンは損傷した軟骨の修復を促進しますが、これはグルクロン酸や、N-アセチルグルコサミンでも認められています。グルコース(ブドウ糖)ではおきません。

 

自然発生型変形性関節症(モルモット)でグルコサミン、コンドロイチン硫酸の12ヶ月齢までの期間投与ではレントゲン画像上、骨の変化は防げていないのですが、組織を顕微鏡でみると組織変化(進行度)には抑制効果が認められています。

 

ラット関節炎でのグルコサミンは関節炎症状、炎症関連物質の生産は抑えられており、また組織像でも関節軟骨が保持されています。体重の回復もあります。ラット1型糖尿病モデルの皮膚劣化については、グルコサミンは真皮層が厚く可溶化できるコラーゲンの量が減少、コラーゲンの線維が太くかつ均質化しているのが認められています。

 

臨床的調査では変形性関節症で安静時痛、運動時痛を抑える効果があり特に早期の例で効果がよく、血中の炎症物質も低くなっていることが認められています。人で、アデノシン2リン酸(ADP)刺激による血小板凝集を抑えることも認められています。その他いささか学問的になりますが、(以下読むのを省略されて構いません)

 

グルコサミンは、

アデノシン3リン酸の放出・・・阻害

血小板第4因子の放出・・・阻害

トロンボキサン合成・・・阻害

血小板内の①カルシウム動員、②環状アデノシン1リン酸の低下、③シグナル伝達物質Sykのリン酸化・・・阻害

アデノシン2リン酸のアデノシン受容体への結合・・・阻害

などがあり、血小板の凝集することを妨げるので血管内で血栓ができるのを防ぐ作用があると報告しています。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 オリーブ油

「オリーブ油に注目を!」

テレビで、地中海、イタリア近くの農家で6ヶ月生活した一人の日本人の病人のレポートがありました。日本人はここで野菜を作り、オリーブの取り入れ、オリーブ油の製造などをし、この土地の生活をしました。そこの住民の食生活はオリーブ油が基本といってよいほどのもので、例えば野菜サラダにはきわめてたっぷりと自家製のオリーブ油をかけて食していました。勿論、野菜は“季節外れの温室育ち”ではなく“旬の露地もの”です。その日本人は、日本にいたならば起こりえない奇跡を起こして帰国したのです。日本に戻ってからも、オリーブ油を基本とする生活を続けるため、現地から直接自分でオリーブ油を取り寄せていました。

地中海地域住民はずうーっと昔から果物、野菜、魚類、そしてオリーブ油が食生活の基本でした。この生活スタイルが、日本人に大きな効果をもたらしたのは確かなようです。特にオリーブ油が…。日本でも最近はオリーブ油の消費量が増えているようですが、オリーブ油のCMは見受けないのではと思います。そこで、オリーブ油のCMを提供したいと考えます。

1.オリーブ油は地中海住民にどんな健康をもたらしてきたか!

大腸癌、乳癌、皮膚ガン、動脈硬化、老化などに対して防御作用を発揮してきた!

2.オリーブ油はどうしてそんな働きをするのか!

活性酸素の働きを排除する抗酸化作用がある!

3.オリーブ油はどんなものを含んでいる?

・フェノール、スクアレン、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等)

リオリーブ油のフェノール(化合物)は3種類、抗酸化作用を発揮します。(名を上げますが、なにやら舌をかみそう…。)

・単純フェノール(チロソル、水酸化チロソル)

・セコイリドイド(オレウロペイン、リグストロサイド(アグリコン)

これらの脱炭酸化ジアルデヒド誘導体)

・リグナン(〔+〕-1-アセトキシピルジノール、〔+〕-ピルジノール)

リオリーブ油はスクアレン含有量が高い。スクアレンは皮膚に行き渡り、皮膚が紫外線を受けたときに発生する活性酸素をのぞきます。

リフェノールにしても、スクアレンにしても脂溶性(油に良く溶ける)なので腸からの吸収はよろしい。吸収されずに残った時でも、大腸、直腸にいたり、そこで大腸癌、直腸癌を防ぐ働きをします。

4.オリーブ油に、エクストラバージンオイルとかバージンオイルとか名前の違いがある

エクストラバージンとは“ようするに一番搾り”か?

オリーブ油の内容はオリーブの種子の品質が大切。

良い品質の種子を有効成分が多く含まれるような作り方をする。

抗酸化作用についてみればエクストラバージンオイルとバージンオイルとでは大きな差があり、エクストラバージンオイルの方が大きいのです。

さて、日本では、あのNHKレポートにあったオリーブ油の如き物を手ごろな価格で入手するというのは…無理な話か…?

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 アブラナ科の野菜を食べよう

「アブラナ科の野菜を食べよう」

以前、アメリカの大学からブロッコリーの男性膀胱癌発生に及ぼす作用について報告がありました。週2回以上ブロッコリーを食している人の方が、10日に1回とか2週間に1回とか、その食する回数の少ない人より膀胱癌の発生率が40%強ほど低いというものでした。

今回はこれに関連して、その発生率を低くしている物質は何かについてアメリカからの報告です。グルコシノレートという物質です。このグルコシノレートが直接効果を出すのではなく、ブロッコリーを噛み砕き、消化することで、グルコシノレートがイソチオシアネートというものに変わり、これが効果を出すのだそうです。このグルコシノレートは成長したブロッコリーよりも、ブロッコリーのもやし(スプラウト)の方が含有率が高いそうです。

グルコシノレートの効果を調べた実験です。ブロッコリースプラウトからグルコシノレートを抽出し、酵素でイソチオシアネートに変えます。ヒト及びマウスの膀胱癌から分離した細胞株(こうするとガラス容器中で培養して増やすことができるようになります)にこれを作用させ癌細胞株が増殖するかどうかをみます。

イソチオシアネートは増殖を抑えましたがグルコシノレートにはありませんでした。この研究ではイソチオシアネートに焦点がしぼられていますが、ブロッコリーに含まれる他のものにも抗癌作用がある可能性があるし、また含まれる他の物質間での相互作用も考える必要があると実験者はのべています。

ブロッコリーはアブラナ科の植物です。キャベツ、ケールなどもアブラナ科です。アブラナ科の植物は発癌性物質を解毒する作用があることは既知のことで、膀胱癌だけでなく他の癌にも期待できるのではとのことです。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 暑さの影響で起こりやすい脳卒中

脳卒中の引き金は動脈硬化

脳卒中は脳の病気という印象ですが、血管の障害によって発症する症状の総称で、大きくは脳の血管が詰まる「脳梗塞」と脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。かつて、脳卒中は冬の病気と言われていました。ところが最近では、脳梗塞が増えたことから、脳卒中はむしろ夏に多い病気となっています。理由は、汗をかくことで血管内の水分が不足し、血液の粘り気が高くなり、その結果、血管が詰まりやすくなるからです。まだまだ暑い日が続いていますので、夏場の脳卒中には十分注意しましょう。

ある日、突然起きるのが特徴

脳卒中の語源は「悪い風にあたって突然倒れる病」。昔から、何の前触れもなくおこる病とされていました。しかし、近年では医療が進んだことで、原因が解明し、予防や対処ができるようになりました。脳卒中を引き起こす大きな要因は動脈硬化。動脈が硬くなったり狭くなったりすると、血液の流れが悪くなります。狭くなった部分に血の塊が出来て、それにより突然、脳内で血管が詰まったり、破れたりして脳卒中となるのです。普段から高血圧や高脂血症、糖尿病などの持病をお持ちの方は、お酒を控えたり、適度な運動を心がけるなどして予防をすることが重要です。

日頃の対処が最大の予防

起こすとやっかいな後遺症

脳卒中を防ぐ食生活

脳卒中を起こすと生命にかかわることが多く、たとえそうでなくても手足の麻痺や言語障害などの後遺症を残すことが多い病気です。起こさないようにするには、糖尿病や高血圧と同様、コレステロールに注意した食生活が大切です。

①肉より魚を中心に

お肉や油を使った料理を控え、DHA、EPAなどの体内で固まりにくい脂を多く含む魚(マダイ、サバ、ブリ、サンマなど)を積極的に食べましょう。

②良質のたんぱく質を

納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品でたんぱく質を摂りましょう。

③野菜、ゴマはたっぷりと

色の濃い野菜やゴマなど抗酸化作用の高い食品をしっかり食べましょう。

血液サラサラにする玉ネギ

玉ねぎには血圧を下げるケルセチンや血の流れを良くするサイクロアリインやイソアリインが多く含まれています。特に栄養価の高い薄皮も一緒に摂れるように皮つきのまま1/4程度を、軽く塩味をつけた500mlの水で20分間煮て、その煮汁を飲むと効果的です。

脳の血流を良くするツボ

目尻の外端のくぼみにある瞳子髎は脳の血流をすぐに良くするツボです。脳卒中や認知症の予防にも役立ちますので、このツボを1日1回、人差し指または薬指で両側を1分間ほど指圧してください。

前兆を見逃さない

現在、脳卒中は日本人の死亡原因の第3位。医療が進んだことで死亡率は年々減少していますが、高齢化社会にともない患者数は増加しています。脳卒中は、上記の対処法はもとより、わずかな前兆を見逃さないことが大切です。手足の麻痺、ろれつが回らない、激しい頭痛や強いめまい、吐き気、視野が狭まるなど、いつもと違う前兆を見つけたら、ずぐに医療機関にかかりましょう。

肥満や高血圧にならない工夫を

脳卒中を防ぐには、動脈硬化の予防、悪化の防止が何より。そのためには食事だけでなく、生活習慣の改善も必要です。動脈硬化にならないために次の点に気をつけましょう。ストレスを避け、規則正しい生活を送ること。適度な運動を実践し、肥満を防ぎましょう。車に頼らずに歩くだけでも、ちょっとした運動になります。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

りゅうえい健康通信―食養生 夏に起きやすい脳貧血

 

気温が上がってくるこの時期、めまいがしたり、急に目の前が暗くなって意識を失ったりすることがあります。これは気温が上昇することで、血管が拡張した結果、全体の血液量が減ってしまうことで起きる症状です。これは、脳貧血と呼ばれ、後述する鉄欠乏性貧血とは原因が異なります。入浴中に起きるめまいは脳貧血のひとつです。日頃から貧血気味の人は、くれぐれも注意が必要です。

貧血に多く見られる症状

全身倦怠感、めまい、立ちくらみ、頭痛、動悸、息切れ、やたら眠い

女性に多い鉄欠乏性貧血

夏に起きやすい脳貧血とは別に、鉄分不足が原因で起こる貧血があります。呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、血液中にあるヘモグロビンと結びついて全身を巡りながら体中の組織に酸素を運び、生きていくのに必要なエネルギーを作り出していきます。しかし、このヘモグロビンが何らかの理由で減少し、全身に酸素が行き渡らなくなると起きるのが貧血。ヘモグロビンは鉄で合成されるため、この状態を鉄欠乏性貧血と呼んでおり、月経などで鉄分が不足しがちな、女性に多く見られる症状として知られています。

脳貧血が起きた時には

血流を促すことが何よりも肝心

倒れてしまった際の応急処置

  • 横になり、足の位置を頭よりも高くする

血液がスムーズに流れるようにしましょう。頭が心臓より低くなるようにして、横になります。

  • 体を締め付けるものを緩める

ベルトやシャツ、下着などからだを締め付けているものを緩めて、症状が収まるのを待ちます。

  • 体を温める

脳貧血を起こした時は、からだが冷えている場合が多いので、タオルケットや毛布などで体をくるむなどして、体を温めましょう。

温かい飲み物や柑橘系の食品で対処

意識が戻ったら、血流を高める温かいお茶やミルクなどを飲みましょう。少量のアルコールでもかまいません。とにかく全身に血を送ることが大切です。湯あたりが原因による脳貧血には、レモンやみかん、梅干など酸味のあるものを食べると良いでしょう。酸味は、血管を引き締める作用があるため、回復が早まります。

血流を高めるツボ

足の裏や手の平をマサージで自律神経に働きかけ、血管を広げ脳に血を送ります。また、おへそのまわりを指圧することも有効です。腹部にある自律神経を刺激することで、血液が上半身に巡り、回復を早められます。

食べ合わせに気をつける

貧血を予防するには鉄分を十分にとることが必要です。ですが、食品の食べ合わせによって、鉄分の吸収を阻害するものもあるので注意しましょう。緑茶や紅茶、コーヒー、アルコールに含まれるタンニンがそれに当たります。鉄分を効率よく吸収するために、食後のお茶は麦茶やほうじ茶にするか、食後1時間半以上あけてから飲むようにすると良いでしょう。

日頃の食生活が貧血を防ぐ

朝食を抜いたり、インスタント食品を好む人は、貧血を招きやすい食生活といえます。

貧血を防ぐには、ビタミンや良質のタンパク質を中心としたバランスの良い食事を摂ることです。また鉄分を多く含むイワシ、まぐろ、レバー等は、積極的に摂りたい食品です。

りゅうえい健康通信―食養生 梅雨時に起こりやすい不整脈

 

気圧や気温の変化のご用心

緊張や興奮、運動した後などに、胸が脈を打つようように感じたことは、おそらく誰でも経験があるのではないでしょうか。しかし、特に何もしていないのに、急に動悸を感じて脈に触れてみると、規則正しく打っていない脈拍に気付くことがあります。これが、不整脈で、梅雨になると起こりやすい症状のひとつです。雨などによる気圧の変化や気温の差で、自律神経のバランスが崩れるのが原因と考えられています。不整脈の多くは命に別状ないのですが、ちょっとした階段の上り下りで不整脈のほかに動悸や息切れ、胸の痛みなどを伴うことがあれば、要注意です。

生活習慣が引き起こすことも

不整脈は心臓が血液を送り出すリズムの乱れから起こります。原因は様々ですが、一番多いのは、加齢によるものや自律神経の乱れなどです。また、飲酒、喫煙、不眠、過労などが引き金となる場合も。不整脈は一過性であれば、そう心配することもないのですが、頻繁に起こるようであれば注意しておきたいものです。また、次の症状が続くようであれば、心臓のトラブルが考えられますので、病院で検査してもらいましょう。

この症状は要注意

  1. 気が遠くなったり失神することがある
  2. めまいや強い息切れを感じる
  3. 1分間に脈拍が50以下に減少したり、逆に脈拍が150以上に増加する
  4. 脈が極度に弱く感じる
  5. 胸に痛みを感じる

ストレスを溜めない規則正しい生活を

起こしてしまったら、まずは安静につとめる

普段から心がけたいこと

不整脈は、脈が速くなる「頻脈」と逆に遅くなる「遅脈」にわけられます。自分で気がつかないことも多いのですが、もしも検査でそのように診断されたら、治療の前に生活の中で対処できることは行う工夫も大切です。例えば、飲酒や喫煙の習慣を見直す、ストレスを溜めないように心がけるなど。それでも起こってしまったら楽な姿勢になって安静につとめましょう。

精神安定に効くナツメ

自律神経の乱れによる不整脈や動悸にはナツメが効果的。ナツメの実にはトリテルペノイドサポニンと呼ばれる精神を安定させる成分が含まれているのです砂糖漬けにしたものや、ドライフルーツにしたものが市販されていますので、1日に45個ほど食べれば次第に効果が期待できるでしょう。

不整脈や動悸を抑えるツボ

小指側の手首付近に神門というツボがあります。心臓の入り口に作用するツボで、不整脈を感じたら、右手の親指の腹で左手の神門を指圧すると良いでしょう。不整脈や動悸がある場合、押さえると強い痛みを感じます。痛みが軽くなるまで、押し続けてください。

血液をサラサラに

多くの場合、不整脈だけで深刻な症状になることはありませんので、過度の心配はいりません。しかし、症状が長く続くと、血栓ができやすくなるなど、心臓に負担がかかるようになります。生活習慣を見直すとともに、日頃から血管の老化を防ぐ酵素たっぷりの食材を摂るなど工夫を。血流を良くするストレッチ運動も有効です。

心臓に優しい生活が基本

不整脈や動悸と深い関わりがある心臓。生涯働き続ける臓器ですから、日頃から負担をかけない生活を。例えば寒暖の差が激しい季節は外出の際、羽織る物を一枚持っていく、暑い日は水分の補給をまめに行う、疲労を感じたら休息するなど、ちょっとした心がけで、負担はやわらぎます。

りゅうえい健康通信―食養生 予防できる認知症

「とっさに人の名前が出てこない。」このようなもの忘れは自然な老化現象で、誰にでも起こりえます。一方、認知症は病気であり、単なるもの忘れとは違います。認知症はアルツハイマー型と脳血管性の2種類に分けられます。今回は、予防可能な脳血管性認知症について触れていきましょう。脳血管性認知症は、脳の血管が詰まることで、脳の神経細胞に栄養や酸素が行き届かなくなり、その結果、神経ネットワークが壊れて起こります。脳血管性認知症は、高血圧や糖尿病、肥満など生活習慣病があるとリスクが高くなるため注意が必要です。では、脳血管性認知症を初期段階で発見するには、どのような変化に注意したらよいのでしょうか。

こんな症状に要注意

認知症になると誰にでも見られるのが知的能力の低下です。はじめの頃は新しいことを覚えたり、記憶する事ができなくなります。もの忘れとの違いは古い記憶ではなく、新しい記憶がなくなること。例えば、食事をした直後に食事をしたことを忘れてしまうという時は、認知症が疑われます。さらに進行すると今が「いつ」で、ここが「どこ」なのか、自分や周囲にいる人が「誰」なのかが分からなくなります。重度になるとおつりの計算ができなくなったり、判断力、注意力が低下し、筋道をたててものごとを考えることができなくなります。

できることから始める予防

日ごろから注意することで、リスクを軽減

生活習慣と認知症の関係

脳血管性認知症は脳の血管が原因となることが多いので、栄養のバランスの良い食事を摂ることは、高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の改善だけでなく、認知症予防にも効果的です。また脳の若さを保つために、精神面、行動面の努力も必要。日ごろから脳を活発に動かすように心掛けましょう。

「予防のポイント」

  1. 塩分、糖分、動物性脂質を抑え、魚や野菜などを多く摂る。
  2. 運動で脳の血流を良くする。
  3. 文章の読み書き、囲碁や将棋、楽器の演奏など趣味で脳を活性化する。
  4. 人とのコミュニケーションを積極的に行う。
  5. いつも明るい気持ちで、興味と好奇心を忘れないようにする。

血流改善に優れた黒豆

黒豆には良質なたんぱく質と脂質が含まれ、さらに血流改善作用や抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれています。味付けは出来るだけうす味で調理し、毎日10~20g程度は食べましょう。

脳を活性化するツボ

両目尻の外側、骨がへこんでいる部分にあるツボを指圧すると、物事を考えるためにひつような前頭葉が活性化します。毎日数回、人差し指や中指、薬指で指圧してください。1回の指圧時間は、「押して離して押して離して」を、一分間ほど続けましょう。

運動・栄養・昼寝が大事!

よく運動し栄養に気をつけて、昼寝をする人のほうが認知症の発生率が下がることが、厚生労働省の研究で分かりました。研究は、茨城県利根町の65歳以上を対象に実施。対象者400人に運動や栄養、睡眠の改善を指導し、指導しなかった1500人と比較した結果、生活習慣を指導したグループでは、認知症の発生率は3.1%で、しなかったグループは4.3%に上がりました。こんな身近なことで手軽に予防ができるなら、是非取り入れてみたいですね。

早期発見・早期治療で進行を遅らせる

認知症になってしまったら、仕方ないと諦めるのは大間違いです。現在は、早期発見と早期治療によって進行を遅らせたり、改善させたり、することが可能になっています。特に脳血管性認知症は急に症状が悪化するわけではなく、ゆっくりと進行するのが特徴です。おかしいなと思ったら、専門の先生を受診するようにしましょう。

りゅうえい健康通信―食養生 健康と美容に効果的!

健康に良いばかりか美容にも卓越した効果が期待できるギムネマとコラーゲンをご紹介します。ギムネマは、インド中南部に自生する植物で、特徴的なことはこの葉を噛むと不思議なことに他の味覚は変化がないのに、甘味だけを感じなくなってしまうことです。葉の中のギムネマ酸という成分が、糖分をブロックすると言われていますが定かではありません。ただ、鳥取大学医学部の日地康武教授等の糖尿病ラットを用いた実験で、高糖分配合飼料を与えても、ギムネマを併用すれば血糖値は上昇しないという結果がでていますので、理由は別にして糖分の吸収が抑制されるのは明らかです。この作用は十分にダイエットにも応用できます。甘いものに目がない方は是非試してみてください。次にコラーゲンですが、以前お話した、コンドロイチン硫酸とともに結合組織を構成する成分です。結合組織は細胞同士をつなぐ他に細胞に栄養を与えたり、細胞から老廃物を取り出したりする働きがあります。従って、老化などで結合組織のコラーゲンやコンドロイチン硫酸が減少すると、体全体の細胞が弱体化して病気にかかりやすくなったり、腰痛や神経痛が発症したりします。そればかりか、肌のみずみずしさを失ったり、しみができたりして、美容面でも悩まされるようになります。老化現象が気になり始めたら、少しでも長く若々しくありたいと思ったら、是非、コラーゲンやコンドロイチン硫酸を試してみて下さい。シミが薄くなった。化粧ののりが良くなったと結構評判です。

りゅうえい健康通信―食養生 生活習慣を改善して、偏頭痛を乗り切ろう

三食しっかり食べて偏頭痛を乗り切る

日本人の約840万人が悩まされている

偏頭痛は原因不明の慢性頭痛のひとつで、現代医学では完全に治すのが難しいといわれています。成人の約8%(840万人)がこの偏頭痛に悩まされていると言われ、男性よりも女性に多くみられます。これだけの人が悩まされ続けているにも関わらず、病気と意識せず通院しない人がほとんどです。偏頭痛の場合、頭の片側がズキズキ ガンガン脈打つような痛みが特徴です。人によっては、日常生活が妨げられるほどの激しい痛みや吐き気を伴うこともあります。痛みは数時間から、長い場合は数日間続くこともあります。

ストレスや緊張が原因にも

今のところ、なぜ偏頭痛がおきるのかは、はっきりとは明らかにされていません。しかし、脳内にある血管が拡張する際、痛みが生じるのが原因というのが有力視されています。偏頭痛はいったん治まると、ウソのように痛みが消えるので、つい軽く見られがちですが、中には脳の重篤な病気が引き起こしている場合もあるので、気になる人はきちんと病院で検査を受けたほうがよいでしょう。また、慢性の頭痛には偏頭痛の他に、精神的・身体的ストレスによる緊張型と1~2年に一度、1~2ヶ月に渡って激痛が続く原因不明の群発性があります。自分の頭痛がどのタイプなのかを見極め、生活を改善するのも予防として大切です。

偏頭痛と上手につきあうために

生活習慣病を見直して、快適な日々を

偏頭痛を誘因させるもの

偏頭痛と上手に向き合っていくには、まずは原因探しから。生活習慣を見直し、ちょっとした体調の変化を見逃さないようにするだけでも違ってきます。

偏頭痛の主な原因

  1. ストレス
  2. ホルモン分泌バランスの変化
  3. 人ごみ・雑音・まぶしい光・におい
  4. 天候の変化
  5. アルコール摂取や化学物質

梅干シップで緩和

皮膚から有効成分が入り込む性質を利用した梅干シップが偏頭痛に効果的です。梅干のクエン酸などの有機酸が広がり過ぎた血管を適度に縮めてくれるのでしょう。約1cm四方にちぎった梅干の果肉を両方のコメカミに貼り付けます。早ければ、5~6分で効果があらわれます。

頭痛に効くツボ

小指と薬指の付け根に、中渚というツボがあります。中渚は古くから即効的に痛みを解消するツボとして有名です。左右の手にありますので、押して痛むほうの手を親指でこするように指圧するとよいでしょう。

日常生活での工夫

  • ストレスを溜め込まない
  • 刺激を避ける
  • 食事を3食しっかり食べる
  • お酒、チョコレート、食品添加物の摂取を控える

栄養のバランスのとれた食生活が何よりも大切

一番避けたいのは食事を抜くこと。血糖値が下がった空腹状態は、偏頭痛がおきやすい状態です。特に無茶なダイエットが引き金になることがあります。運動をしっかり行うダイエットならいいのですが、断食したり、ひとつの食品ばかりを食べたり、炭水化物をとらないなどは頭痛持ちの人にとって最もよくない方法です。

何事も気にしすぎないが基本

偏頭痛と上手く付き合っていくことが結果的には予防・軽減につながっていきます。これをやれば解消という万能薬はありません。しかし、必要以上に気負って、神経質になってしまっては決して頭痛はよくなりません。絶対に治さなければいけないなどと気負わず、時には楽観的に過ごすことも必要です。

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