こんにちは

九月になって、ここ最近は涼しく感じられる日が多くなってきました。ふと、疑問に思ったので九月の旧暦を調べてみました。九月の旧暦を長月といいますが、長月と呼ばれるようになったのは諸説あるようです。有力なものとして、秋の夜長という言葉があるように、かつては『夜長月』とよばれていたそうです。そこから夜だけを除いて『長月』です。名前の由来を調べてみると新しい発見があり、面白いものですね。

さて、今回の臨床報告は耳鳴りを主訴として来院されましたSさんのお話です。Sさんは約十年以上前に突発性難聴と診断され、一時は良くなったものの二年前に再発されました。それから一向に症状は良くならず、どこか良い治療院はないか探していたところ当院を訪れました。

周りから音が聞こえるときは、あまり気にならないようですが、夜中など静かな時に耳鳴りを感じてしまうようです。薬を飲んで眠れているそうですが、ストレスがある様子でした。初診から緊張しているせいか、鍼を刺した後の出血を心配されたり、お灸の跡が残るのではないかと不安になっていたりしていました。

治療を重ねていくと、次第に耳鳴りの音の強さが弱くなってくるようになりました。治療中の会話も、最初は鍼灸治療に対する不安な質問ばかりだったのが、今は個人的な話をしてくれるようになり、表情が柔らかくなってきました。現在は、音がしているのがいつなのか気づかないといったお言葉を頂いております。これからも定期的に治療を続けていきたいと思います。

当院では耳鳴りや難聴といった症状に対し、鎮鳴鍼という当院独自の治療法で行います。耳鳴りを発症すると、睡眠障害やストレスが蓄積され、うつ状態になる方もいらっしゃいます。また、西洋医学では、なかなか改善されない病気の一つです。今回の症例は、再発してから約二年間、症状の改善が見られなかった方で、この他にも患者さんの中には、突然耳鳴りや難聴を起こす方がいます。

ここ最近、手足のしびれや耳鳴りで来院される患者さんも目立ちます。りゅうえい治療院で勤めていると、これらの症状でお悩みの方が多くいらっしゃるのだと気づかされます。きっとまだまだ多くの方が苦しんでいるのではないでしょうか。我々の言葉が皆さんに届くように、日々ブログの更新をしていきたいと思います。