りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 7月 2014

2014年 7月 腰椎分離すべり症

こんにちは

夏と言えば、お祭りや花火、海水浴など楽しい行事がたくさんありますね。みなさん、夏の思い出作りにいろいろと計画を立てられているのではないでしょうか。私は、花火を見るのが好きなので、時間が作れたら近所の花火大会に行きたいと思っています。

さて、今回の臨床報告は足腰の痛みとしびれで来院されていますKさんのお話です。

昨年秋ごろから症状が出始め、長い距離を歩くことができなくなりました。症状は、座ると楽になって歩き出すとまた出てくるといったものです。医者からは腰椎分離すべり症と診断されたそうです。当院では、椎間板ヘルニアやすべり症、脊柱管狭窄症などと診断される患者さんが多く来院されています。治療は、二週に一度のペースで行っています。治療を重ねていくうちに、歩行距離が伸びていきました。当初は、最寄り駅から当院へ来院する距離で、何度か休まなくてはならなかったのが、今は休むことなく歩けるようにまで改善しています。

最初は鍼灸治療に少し不安があった様子でしたが、今は安心と喜びを実感しているようです。これからも継続的に治療をしていきたいと言っています。

鍼灸は神経を強化する作用があります。一度、変形してしまった骨や関節を元に戻すことは難しいですが、神経を健康な状態に維持して症状を抑えることは出来ます。手術で、椎間板ヘルニアやすべり症、脊柱管狭窄症といった状態を治すこともできるようですが、手術と言うと抵抗を感じる方も多いでしょう。しかも、絶対に治るとも言い切れないようですし、それであれば、鍼灸治療を試す価値も十分にあると思われます。当院では、上記の症状に対して散痺鍼という術式用います。当院独自の治療法です。

歳を重ねても自分の足でしっかり歩けるように、今のうちから健康管理を心がけましょう。

臨床報告 7月 活脳鍼で脳活!

こんにちは。

7月に入り、より一層日差しが強くなってきました。紫外線対策として、日焼け止めはもちろん、日傘が手放せません。最近では、男性用の日傘も販売されているそうです。そんな夏の女性の大敵とも言える紫外線ですが、実は、人間にとって重要な働きも担っています。

まず、紫外線を浴びると、人間は防御反応として茶色の色素のメラニンを分泌して皮膚表面に沈着させます。これがいわゆる「日焼け」です。これにより、それ以上の紫外線の皮膚組織への侵入を防ぎ、深層の皮膚組織へのダメージを軽減させようとしているそうです。また、紫外線を浴びることでビタミンDが生成され、これにより骨の強化にも働きかけています。さらには、皮膚の疾患の治療において紫外線が利用されたり、精神病の治療に精神賦活薬と併せて紫外線が利用される場合があるそうです。

当院でも、気持ちが落ち込みがちな患者様には、朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びたり、朝のお散歩をお勧めしています。

これから、もっと本格的な夏の暑さとなりますが、体調管理・熱中症対策をしっかりと行いながら、快適に夏を過ごしたいですね。もし、何か体調でお困りのことがございましたら、是非、りゅうえい治療院までご相談下さい。今年のお盆も、休まず診療致します!

さて、今回の臨床報告は、6年程前から物忘れなどの症状でお困りのSさんのお話です。最近病院で、認知症と大脳皮質基底核変性症と診断されたそうです。お連れ様のお話では、物忘れに加え、言葉が出にくい、右手足が動かしづらく、右手をなかなか使おうとしない、握る力が弱い。また、夜間頻尿と睡眠障害があり、転倒しやすいなど、様々な症状でお困りのご様子でした。ご本人にお話をお伺いすると、ご自分では、物忘れと夜間頻尿が気になるとのことでした。治療前にお名前とご住所、電話番号と今日ここへ来るまでの交通手段をお尋ねすると、お名前ははっきりと答えられましたが、残念ながら住所と電話番号、交通手段は正しく答えられませんでした。最初はとても緊張されていたご様子でしたが、鍼が痛くないことがわかり、また活脳鍼の効果により、だいぶリラックスされたのか、治療の途中で眠ってしまわれました。一通りの治療を終え、再度お名前とご住所、電話番号と交通手段をお尋ねすると、お名前はもちろん、電話番号と交通手段も正しく答えられるようになりました。住所は途中まででしたが、治療前よりも正しい答えに近づけることが出来ました。Sさんのそのお姿を見て、お連れ様は感激したご様子でビックリされていました。お帰りの際に、ご自宅でも出来る活脳鍼をご案内させて頂き、お二人とも、にこやかに帰って行かれました。まだまだ日常生活では大きな変化は感じられないとのことですが、こちらが質問することに対し、以前よりも正確に答えられるようになっておりますので、是非今後とも治療のお手伝いをさせて頂ければと思います。

認知症は、ご本人はもちろん、ご家族もとても辛い病気です。少しでも皆様が笑顔でいられる時間が増やせるよう、是非当院の「活脳鍼」をお試し下さい。りゅうえい治療院スタッフ一同、お待ちしております。

2014年 6月 顔面神経麻痺

こんにちは

先日、奥多摩のホタルの見えるスポットに行ってきました。日本のホタルの代表としては、ゲンジボタルが有名ですね。ゲンジボタルは初夏に成虫になり飛び回りながら発光するので、夏の風物詩として知られています。実際は、冬の季節や幼虫の時期に発光するものも多く、夏の風物詩とばかりは言えません。ちなみに、ゲンジボタルも幼虫でも発光するそうです。発光する説は、いろいろあるようで、繁殖相手を探すためのサインという説が有力だそうです。 私は、恥ずかしながら今まで、ホタルを実際に見る経験がありませんでした。綺麗にはっきりと光がみえ、ゆっくりと飛んでいく姿に心が落ち着き、ほんのひと時でしたが、普段の忙しい生活から解放された気持ちになりました。みなさんも、機会がありましたら足を運んでみてください。

さて、今回の臨床報告は、顔面神経麻痺で来院されましたOさんのお話です。Oさんが来院されたのは、約6年前になります。当時は、突然目が痛み出し、顔面もゆがみ、涙が勝手に流れてしまうといった症状がありました。顔を見られるのが怖くて、外で歩くときは常に下を向いて歩いていたそうです。また、自分の顔を見るのが怖くて鏡を見ない日が続き、生活するのが億劫という気持ちでいたそうです。こちらに治療へ来るのも夕方からの遅い時間を選んで通院されていました。当時は、週に一度のペースで通っていただき、症状が改善に向かうにつれて治療頻度は、二週に一度くらいのペースになりました。

現在では、初期症状がほとんど改善され、涙が流れることも少なくなっています。当時に比べればだいぶよくなっていると、驚きの改善にご本人も喜んでくれています。今となっては思い出話のように語ってくれますし、その時の辛さや痛みもあまり思い出さないようにもなったそうです。Oさんの治療は継続中で、定期的に通われているため症状悪化も防げています。

当院では、脳神経の活性化および鎮静化の作用のある『活脳鍼』や目症状を改善する『晴明鍼』といった治療も行っています。脳の状態をよくするには、活性化と鎮静化のバランスが大事になります。何事もそうですが、人間の身体も常に健康であるためにバランスを保っています。このバランスが崩れていくことで種々の不快な症状が出てきます。普段から自分の身体と真摯に向き合っていれば病気になることは少ないと思いますが、日本の忙しい社会で健康を気にかける時間は少ないでしょう。だからこそ、健康を増進して病気にかからないようにする東洋医学は、現代社会に必要とされる医療の一つだと思います。様々な医療技術が発展し、新しいものが作られていきますが、東洋医学という古典の知識や技術が今尚、生きているのには驚きを感じます。