りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 12月 2014

臨床報告 12月 活脳鍼

こんにちは。

 

早いもので、2014年もあと数日となりました。2014年は、皆様にとってどんな1年だったでしょうか。振り返ってみると、いろんなことが思い出されると思います。

私もまた、お陰様で充実した1年となりました。

来年も、今年以上に何か収穫のある1年になるよう、頑張りたいと思います。

 

さて、今回の臨床報告は、3年程前に交通事故による頭部外傷・脳挫傷で左麻痺と高次脳機能障害を負ったKさんのお話です。

初回時のKさんは、とても緊張されていて、それを隠すかのようにわざと明るく振舞っているように見えました。また、Kさんは常に興奮状態が続いているような状態で、感情のコントロールがなかなか難しい状態でした。その為、鍼治療をとても怖がり、なかなか治療をさせてもらえない程でした。

いつも、明るいKさんですが、リハビリの際に、私が腕を動かすよう伝えると、小さい声で『動かないよ』と言いました。今まで、きっとKさんは、自分の左手左足を何度も動かそうと努力してきたと思います。しかし、なかなか難しい後遺症の為、知らない間に、もう動くことはないと諦めるようになってしまったのだと思います。Kさんはまだ学生で、未来があります。Kさんのその力ない言葉を聞いて、私は、何とか少しでもいいからお力になりたいと強く思いました。

本来は、活脳鍼は麻痺している手足のみでなく、全身にも鍼を施すのですが、今回の場合は本人が治療を怖がっていることもあり、必要最低限の鍼灸治療に留め、ご自宅でツボシールを使用し、活脳ツボを刺激して頂くことをお願いしました。

2・3回目の治療の際も、鍼治療を怖がっていたKさんですが、4回目の治療では、落ち着いて治療を受けられるようになり、少しずつ、ご自分で感情のコントロールが出来るようになってきたように思います。また、あんなに『動かない』と言ってリハビリをしようとしなかったKさんですが、4回目のリハビリの時には、動かそうとする意思を見せ、なんと今まで動きが見られなった手首が動いたのです。ご自分の手首が動いたのを見るのが、だいぶ久しぶりだったせいか、Kさんは動いている手首を見て『何これ気持ち悪いー!』と笑っていました。ご自分では気持ち悪いと言っていましたが、本当は嬉しかったのが、ひしひしと感じ取れました。

 

少しずつではありますが、Kさんの努力が実を結んできていることは間違いありません。

Kさんが、これからの未来を諦めてしまわぬよう、もう一度前向きにリハビリに励めるよう、私も一緒になって、頑張っていきたいと思います。

 

決して諦めないで下さい。

2015年も、りゅうえい治療院は皆様を全力でサポート致します!

 

 

2014 12月 膝の痛み

こんにちは

寒さが厳しくなっていますね。風邪が流行っていますので、我々も体調管理には十分気をつけています。基本の手洗いうがいを徹底するだけで、かなりの予防に繋がります。また、飴を舐めて、のどの潤いを保つことも重要です。いまいちど、風邪予防に気を向けて年末年始を迎えていただければと思います。

さて、今回の臨床報告は、一年前に膝の痛みで来院されましたTさんのお話です。15~6年前に膝の痛みが起こり、変形性股関節症および変形性膝関節症と診断されたそうです。膝の痛みが強くある様子で歩行困難といった様子でした。

治療は、坐骨神経に届くような鍼治療をおこなっております。該当神経の強化により足腰の痛みや痺れの軽減を目的としているからです。治療を重ねるたびに痛みが和らいでいるとのことです。先日お越しになったときには、付き添いの方から「今年は介護がとても楽で助かっています」という嬉しいお言葉を戴きました。以前よりも、ご自身の力で身体を動かせているのでしょう。これからも治療を重ねて、更なる改善がみられれば、我々も嬉しい限りです。

当院は、今日で今年の診療は最後となります。今年一年、ありがとうございました。来年も皆さんにとって良い年でありますようにお祈り致します。