りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 3月 2015

3月 クモ膜化出血後遺症 追記

こんにちは

 

3月に入り、少し寒さが和らぐ日もあるように感じます。今年の冬は、例年より新患を含め来院数が多かったです。春先は季節の変わり目で、体調を崩す人も多く、しかも暖かくもなりますから、当院へ治療に訪れる方が更に増えるかもしれません。

ご予約は、早めにされたほうがよろしいかと思います。

 

さて、今回の臨床報告は、クモ膜化出血後遺症で視野の障害を患った方の追記になります。

視野全体に、靄がかかったように見えなくなっていたのが、治療を継続していくことで、それが無くなってきました。現在は、一人で来院することができるようになっています。

 

最近は、社会復帰を目指して活動中だそうです。記憶力の低下なども気にされていましたが、それも少しずつ改善している模様です。

家庭を持っていらっしゃいますし、まだ働き盛りですから、社会復帰できるようになるのはご本人にとっても家族にとっても、嬉しいことでしょう。

まだ、不安な様子も見せていますが、社会復帰が現実味をおびてきたのか、少しホッとしたような表情も浮かべています。

 

活脳鍼に晴明鍼を組み合わせて治療を行うことで、脳卒中後遺症で発症した眼疾患にアプローチすることができます。こういった症例は他にもあり、病院のお医者さんが驚いてしまうほどの改善例もございます。

個人にあった適切な治療を目指し、みなさんから、喜ばれるような鍼灸治療を心がけています。

2015 3月 足のしびれ

こんにちは

ここ最近、鼻がむずむずするという患者さんがちらほらいます。間違いなく花粉症です。暖かくなるのは嬉しいけども、みなさんの天敵がまたやってきたようです。

さて、今回の臨床報告は、足のしびれで来院されましたMさんのお話です。二年前の11月に思うように歩くことができなくなり、病院で検査を受けました。その時は、ビタミン不足が原因ではないのかと言われ、しびれを我慢しながらの生活を送っていました。

去年の夏頃に、大腿骨を骨折してしまい、その後なんとか歩くことはできるものの、しびれがより強くなり、症状改善を望み来院したということです。

両足ともに膝下から足先にかけてしびれがあり、併せて不眠もありました。しびれを起こしている該当神経に鍼灸治療でアプローチし、さらに不眠の治療も行ないました。

初診後の感想を伺うと、足が軽くなったような気がするとおっしゃっていました。その夜は睡眠の質も良くなり、久しぶりにゆっくり眠れたとのことでした。

治療は、鍼灸と併用して漢方を試して戴いています。漢方薬もお体にあっているようです。遠方なので、短い間隔で当院へいらっしゃることが難しいので、自宅では漢方薬と養生を行っていただき症状改善に励んでもらっています。

しびれで悩み、来院してくる患者さんは多くいます。当院では血流をよくし、該当神経の機能を強化することを目的とした治療を行っています。神経の機能が健康であれば、しびれや痛みが気にならない程度まで改善するでしょう。そうなれば、日常生活が今までよりも楽しく過ごせるようになり、心のゆとりも持て、もっと健康を意識するようになるでしょう。再発を免れるために養生をすることが大切です。

健康雑誌「はつらつ元気」に当院の立花の記事が掲載されています。

雑誌掲載のお知らせです!

芸文社「はつらつ元気」2015年4月号(2015年3月2日発売)にて、副院長の立花の記事が掲載されています。

 

タイトルは、

【眼底出血、かすみ目、充血解消!緑内障も好転した!特効「澤田流合谷」ツボ刺激】

 

手軽に実践できるツボが写真付きで紹介されています。当院へ来る患者さんにも、自宅ケアとしてお勧めしているツボです。

ぜひご覧ください。

臨床報告 活脳鍼-発症から時間が経過してからのご来院-

こんにちは。

 

少しずつ暖かくなってきて、花粉症の方には、お辛い季節がやってきてしまいました。

当院に通われている患者様の中にも、最近花粉症を訴える方が多くいらっしゃいます。

いろんな治療法や薬、花粉対策グッズが増える中、症状を緩和する一つの方法として、鍼灸治療も花粉症に対応出来ます。もしご興味がありましたら、一度当院までご相談下さい。

 

さて、今回の臨床報告は、20年程前に脳出血を発症し、その後遺症で左半身麻痺を患ったTさんのお話です。

リハビリセンターでお知り合いになられた方が、当院をご紹介下さったとのことで、発症から月日は経っておられますが、1年程前に初めて当院へご来院されました。

 

Tさんは全体的に痙縮が強く肩の亜脱臼もあった為、肩は僅かに動きが確認出来る程度で、膝の屈伸はなんとか出来ますがスムーズではありませんでした。また、肘、手、指、足関節はご自分では動かすことが難しく、筋肉も突っ張った状態で硬くなっている為、大変柔軟性が低い状態でした。

 

脳卒中後遺症を患った患者様の多くは、この病気にかかってしまったことに大変ショックを受けて、気分が落ち込みがちになる方が多いのですが、Tさんは元々の性格なのでしょうか、とても前向きで明るいお方でした。お話する度に、逆に私が元気を頂き、なんとか少しでもTさんのお力になりたいと思いました。

 

活脳鍼は、治療を受けたほとんどの患者様に何かしらの変化を感じて頂いておりますが、治療に携わらせて頂いて感じるのは、痙縮が軽い患者様の方が、痙縮の強い方よりも活脳鍼の効果が現れやすく、治療直後に肩が上がるようになったり足が動くようになったりと、変化が見られやすいように思います。今回Tさんは発症からだいぶ時間が経過しており、痙縮も強い為、まずは筋肉の硬さを取ること、柔軟性を付ける事、また関節の可動域を拡げることが最優先だと感じました。何回か治療を続けていくうちに、少しずつ感覚が良くなってきて、病院で担当しているPTの先生からも『手が柔らかくなってリハビリしやすい』と褒めて頂いたとご報告を受けました。またご本人からも、『硬さが取れてきて身体が動かしやすい』と感想を頂き、初回時と比べると、少しずつですが可動域も拡がってきました。以前は、関節を動かそうとすると、意図としていない箇所まで力が入り、身動きが取れないような状態でしたが、最近では目的としている動きが少しずつ出来るようになってきており、筋力の向上も見られます。

発症から月日は経っていますが、諦めずに頑張ってこられたTさんの努力が、やっと実を結び始めました。

 

なかなか思うようにリハビリが進まず、焦っている方もいらっしゃるかと思います。でも慌てずに、一歩一歩でいいので頑張って下さい。患者様のリハビリをサポートさせて頂いて感じるのは、焦っていろいろやろうと必死になっている方よりも、なんとなくですが、気持ちを楽にしてご自身の出来る範囲でリハビリを行っている患者様の方が、結果に繋がってきているような気がします。それはこの後遺症と向き合ってコツコツ努力なさってきたからなのか、個人のお身体の差なのかはわかりませんが、とにかく、焦ってご自分を追い詰めないで欲しいと思います。

継続は力なり。脳卒中後遺症のリハビリも継続していくことが大切です。そのリハビリを効率良く、根気よく続けて行く為のお手伝いとして、是非一度活脳鍼を試してみて下さい。

スタッフ一同お待ちしております。