りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 8月 2015

8月 うつ症状

こんにちは

 

しばらく暑い日もあれば、この2日間くらいは涼しさを感じています。まだ空調を整えないと寝苦しい日々が続いていますので、体調管理には用心です。

当院では、冷水や塩飴の用意や、室内の温度湿度調整で、院内で熱中症を起こさないように取り組んでいます。

 

さて、今回の臨床報告は、うつ症状で来院されたTさんのお話です。今年の一月頃から不眠や抑うつ気分に悩むようになってしまったとのことです。

当院を訪れたときは、表情も暗く、声量も小さく、はっきり気持ちの落ち込みが感じ取れました。また、鍼灸治療に対しての不安感も隠せない様子でした。

初回の治療で、鍼やお灸が恐いものではないということと、身体が温まって気分が良いということを感じ取っていただけました。

 

週に一度のペースで治療を重ねることで、次第に眠りの質も良くなりました。

治療中の会話も、以前よりはっきりと話すようになり、気持ちが明るくなっていることが伺えます。

 

鍼灸治療と併せて、散歩や太陽の光を積極的に浴びるようにと勧めています。

うつ状態の原因の一つとして脳内の血流低下が考えられます。散歩などの軽い運動でうっすらと汗をかいたり、太陽の光を浴びたりすることで心身がリラックスし、脳の血流状態も良くなります。

さらに、当院の活脳鍼を行うことで、脳の血流や神経伝達が改善され、健全な脳機能がよみがえってきます。

 

現在は、前向きな明るさを取り戻せ、肩こりなど身体全体の調子も良くなっています。かなり改善しましたので、月に1~2回のペースで通っていただき、心身の健康を維持していただいております。

「おかげさまで体調がよくなりました。」と喜びの声を頂くと、我々も大変嬉しく思います。

 

このブログを通してうつ症状でお悩みの方々の力になれればと思います。

8月 脳梗塞後遺症

こんにちは

 

皆さんには、ご迷惑をおかけしましたが、夏の長期休暇を頂き、楽しく過ごすことができました。ただ、外は猛烈な暑さでしたので、出掛ける際は体調管理に努めました。まだまだ暑い日が続きそうです。皆さんも、熱中症予防に心がけましょう。

 

さて、今回の臨床報告は、脳梗塞後遺症で来院されたMさんのケースです、

Mさんは、発症当初、手足を自由に動かすことができず、悶々とした日々を送っていたそうです。そこで、ネットで活脳鍼のことを知り、なんとか元のように動かしたいという一心で遠路はるばる来院しました。

 

当院へ初めて来たときは、腕の屈伸動作が上手く出来ませんでした。特に伸展動作は難しく、指や手首をしっかり伸ばすことができませんでした。その他、肩関節や足の動きはあるものの、可動域の広がりが少なく、力強さにも乏しさを感じました。

 

治療後、手足を動かしてもらうと、明らかに手足の屈伸伸展運動がスムーズになっていました。ご本人も、今までよりも軽く動くようになっているという実感が湧いたようで、とても驚かれていました。不思議そうに何度も自身の手足の動きを確かめていました。

 

Mさんは、良いと思うものは何でも取り入れるという前向きな性格なので、その後週に1度は必ず治療を受けにくるようになりました。

最近では、リハビリの治療を行ったときに、指の伸展動作が大きく見えるようになっています。ご本人も、今までこんなに動かしたことはないと大感激していました。

 

脳卒中を起こし、後遺症を患うと、大抵の方は自分の身体が変わってしまったことにショックを受けて、うつ状態になる傾向にあります。

悲観的な気持ちが回復を遅くさせる要因の一つと我々は考えています。

したがって、うつ状態は負のスパイラルを引き起こす可能性が高くなります。

 

ところが、Mさんは、発症当初からそういったことはなかったようで、後遺症に負けずに元の身体に戻すように努力していました。その気持ちも目覚ましい回復を遂げた一因でしょう。

どんな病気も前向きに立ち向かう気持ちがなければ、スムーズな回復は期待できません。

 

我々の鍼灸治療は、麻痺した手足を動かしやすい状態にサポートしますが、肝心なのはご本人の努力です。絶え間ないリハビリ運動が大きな改善へと導くのです。