りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 7月 2016

りゅうえい健康通信 ツボ療法―精力低下、のどの異常・難聴・喘息などに有効なツボ

「太谿」
 精力低下、のどの異常・難聴・喘息など老化現象に効くツボ!!

 

東洋医学では、“先天の元気は腎に宿る”と言っています。先天の元気とは、遺伝的なもの、生命の本質、生殖能と解釈できます。ですから西洋医学で言うところの腎臓とは、かなり意味が異なります。勿論、尿を作るという共通した機能もありますが。

そして、この先天の元気は年を重ねると次第に衰えてくると言います。我々はこの状態を腎虚と呼んでいます。わかりやすく言えば、老化現象を指します。

今回は、不快な老化現象をやわらげるツボを紹介します。そのツボは太谿(たいけい)です。

又、老化現象が顕著にあらわれている方や生まれもって体力のない方は、このツボがべっこりへこんでいることが多いようです。老化現象であらわれる症状は様々で、個人差も大きいです。下記の効能の通り、適応範囲が広いのでぜひ試してみて下さい。

 

●効能

①泌尿器疾患

前立腺肥大や膀胱過敏からの頻尿や尿失禁、インポテンツ、不感症、腎炎、膀胱炎等

②耳鼻咽喉系

耳鳴り、難聴、扁桃腺炎、咽頭炎、声かれ等

③運動系

腰痛、坐骨神経痛、骨粗鬆症、足底痛

④呼吸器系

喘息、気管支炎、肋膜炎等

⑤婦人科系

更年期障害、生理痛不順、足腰の冷え等

⑥皮膚科系

アトピー、老人性皮膚乾燥症等

⑦胃腸科系

下痢、腹部膨満感等

⑧循環器系

不整脈、高血圧、低血圧、めまい、頭痛等

 

●ツボの場所

足の内くるぶしとアキレス腱の間(イラスト参考)。

●やり方

指で押して痛みを感じる程度。10~15秒程指圧して緩めてまた指圧してを2~3回繰り返していきます。

 

太渓

 

 

りゅうえい健康通信―食養生 緑内障や白内障、視神経萎縮や角膜結膜疾患等の、目の不調の改善に効果的!

 「アワビの貝殻エキス」
緑内障、白内障、視神経萎縮、角膜結膜疾患等の改善に効果的!

 

目の内側の鼻骨陵に晴明(せいめい)というツボがあります。このツボは視力を改善して、目の前を晴天の景色のように明るく、くっきりさせると言われています。実際に晴明に鍼治療を行うと、すぐに眼精疲労がとれ、視力の向上も期待出来ます。

また、2~3ヶ月の長期にわたり反復刺激をあたえると、緑内障の眼圧が下がったり、白内障の進行がストップしたりと、眼科医も驚くような成果が得られます。恐らく反射的に眼底の血流を良くして、眼球組織をベストな状態に導くのでしょう。

漢方生薬の中にも同じような晴明作用を有するものがあります。それは、アワビの貝殻の真珠層(内側のキラキラする部分)です。中国では石決明(せっけつめい)と呼ばれ、2000年以上も前から緑内障、白内障、視神経萎縮、角膜結膜疾患等の改善薬として用いられてきました。ただ、非常に高価な生薬で、ですから、貴族や豪商などの裕福な方しか利用出来なかったようです。なぜなら、石決明は服用できる状態まで加工するのが大変で、いくら煎じても溶け出しません。かといって、アワビ全体を砕いてみても、砂のようで、とても口にできる代物ではありません。結局、一番手間のかかる方法しかなかったのです。真っ赤に焼き、はがれやすくして、真珠層のみを削り取ったのです。これでは万人に行き渡るほどの量にはなりません。

それから2000年経過した現代、科学の発達にともない、石決明を特殊な方法で効率的にエキスを抽出出来るようになり、一般的な価格で入手出来るようになりました。しかも有効成分といわれるコンキオリンが豊富に含まれていました。コンキリオンとは水晶体に親和性のあるコラーゲン様タンパクで、変性し失われていく水晶体コラーゲンを補い白内障予防あるいは悪化防止に役立ちます。

その他アワビの貝殻の真珠層には、コリン、グリシン、グルタミン酸、シスチン、メチオニン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、セレン、亜鉛、銅などが含まれており、それぞれ下記のような薬理作用が推測されます。

 

○コリン

・体内でアセチルコリンとなり、副交感神経を興奮させる。

・血管拡張、血流改善作用により眼房水の排出を高め、眼圧を下げ、緑内障を改善する。

・神経伝達を活発にして視神経の機能を向上させる。

○グリシン、グルタミン酸、シスチン

体内でグルタチオンに合成され水晶体の酸化を防ぎ、白内障の予防あるいは悪化防止に役立つ。

○メチオニン

体内でアセチルコリンに変化し、眼圧を下げる。

○炭酸マグネシウム

水溶性で吸収されやすいので水晶体に取り込まれ、水晶体中のカルシウムを排出し、白内障の予防あるいは悪化防止に役立つ。

○セレン、亜鉛、銅

抗酸化酵素の構成要素となり、強い抗酸化力で白内障の予防あるいは悪化防止に役立つ。

 

以上を裏付けるかのように日本大学薬学部の北中教授が行ったラットを用いた抗白内障実験では、アワビの貝殻エキスには目の水晶体の白濁を抑え白内障予防に役立つことが確認されました。

また、同じく北中教授が行った別の実験では緑内障に対しても有効な効果を示しています。緑内障の治療としては「β遮断点眼薬(交感神経のβ受容体をブロックして眼房水の産生を抑制させる)」や「α刺激点眼薬(交感神経のα受容体を刺激して眼房水の排出を促進させる)」あるいは過剰な眼房水を取り除く簡易手術があげられますが、ラットを用いた実験でアワビの貝殻エキスにはβ遮断作用やα刺激作用がみられる事を示唆する結果が得られました。

そして、アワビの貝殻エキスは副作用の心配がなく安心して内服できるうえ、経口摂取するものなので点眼するよりも長時間有効に作用する可能性があります。

 

アワビ(イメージ)10 社内撮影 縮小

活脳鍼の臨床動画をご覧下さい。

こんにちは

鍼灸師の加藤です。

活脳鍼の臨床動画をアップしました。この動画は、活脳鍼1回目の施術時に撮影したものです。治療前後で大きな変化がわかるかと思います。よろしければぜひ、ご覧下さい。

また、この場を借りてご協力頂きました患者様に心からお礼申し上げます。

 

夏季休業のお知らせ

こんにちは。鍼灸師の加藤です。

 

梅雨に入ってしばらくは涼しさを感じられていましたが、七月を過ぎた辺りから蒸し暑い日が多くなりました。この時期、特に用心しなければいけないのが、熱中症です。

十分に注意をして今年の夏も乗り切りましょう。

さて、当院は下記の日程で夏期休業を頂戴いたします。

 7月23日(土)から7月31日(日)

 

8月1日(月)より通常通り診療致します。

お盆は休まず診療致します。

 

ご迷惑をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願い致します。