りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 10月 2017

りゅうえい健康通信 ツボ療法―消化器系疾患に有効なツボ

「三里」

三里というツボは手にもありますが、通常三里といえば、足にあるツボをさします。昔、長旅をする前に三里に灸をしたそうです。三里の灸は脚力を強め内臓の働きを活発にするからです。かの有名な松尾芭蕉は奥の細道紀行の中で上野の屋敷を出発する前に三里に灸したと記しています。又、道中でも”もも引の破れをつづり、笠の緒付けかえて、三里に灸すゆるより松嶋の月先ず心にかかりて”と俳句の中でも三里の名を挙げています。その他、知る人ぞ知るですが、駿河の国の住人の万平さんは、三里に灸をして243歳まで長生きしたそうです。真偽の程は別にして、三里に定期的に灸をすれば、健康的な毎日が送れるとともにかなり長生きできるはずです。三里の科学的研究は、明治の時代からはじめられています。お灸博士と呼ばれた九州大学医学部の原志免太郎医師は灸をすると、

①白血球の数が増える。

②白血球の遊走速度が増加する。

③白血球の貪食能力(病原体を食べる能力)が向上する。

④赤血球やヘモグロビンの量が増える。

⑤血液の凝固時間が短縮する。

ことを確かめました。①~③は免疫機能を増強するということで、細菌やガンから身を守ってくれることです。④は身体全体を強化してくれるということです。ヘモグロビンは新陳代謝にもっとも必要な酸素をはこんでくれるからです。⑤は副腎皮質ホルモンの活性が高まるということで、ストレスやアレルギー反応から身を守ってくれるということです。原先生は、自ら三里に灸をして、100才を過ぎても現役で診療にたずさわり、108才で大往生したのでした。先生は”常日頃私が元気なのは三里に灸を続けているから”と周囲の者に話していました。その他、京都大学の駒井一雄先生は昭和のはじめ、三里に灸をすると、胃腸が急に動き出すことを医学会に発表しています。胃腸のバリウム検査で発見しました。駒井先生は、この論文で博士号を取得しました。ではどのような病気に効果があるかといいますと、

①消化器系疾患(胃腸炎、胃十二指腸潰瘍、胃下垂、胆のう炎、肝炎等)。

②循環器系(高血圧、心臓病、脳卒中の予防)。

③泌尿器系(腎炎、膀胱炎、前立腺肥大)。

④精神神経系(頭痛、不眠、神経症)。

⑤のぼせ、足の冷え、頭痛,肩こりといった日和見的な症状。

大いに三里に灸や指圧をしようではありませんか。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

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りゅうえい健康通信―食養生 血液を新生させ免疫力をアップ!

「クマ笹」

 

冬眠から覚めたクマは、先ず最初にクマ笹を食べます。クマ笹は繊維に富んでいますので、排便を促し、長く胃腸に溜まった食物のカスや、脱落した胃腸の細胞をスムーズに身体の外に出してくれます。冬眠中に蓄積したこれらの代謝産物を一刻も早く排出させないと、身体中に有毒物がまわってしまい、活発な活動が出来なくなります。クマは、本能でこの摂理を会得しているのです。
そのクマ笹には、驚くほど沢山の有用成分が含まれています。そのひとつに葉緑素(クロロフィル)が挙げられます。葉緑素は太陽の光と水と二酸化炭素から炭水化物をつくります。米も野菜も果物もこの仕組みで成長します。私たち動物が生きて行けるのは、葉緑素のお陰なのです。また、その他にも葉緑素は人体に重要な働きをしています。血液が赤いのは、ヘモグロビンと呼ばれる赤い色素を含んでいるからです。このヘモグロビンの役目は酸素を身体の隅々まで運ぶことです。葉緑素の特徴はヘモグロビンと化学構造が非常に似ているところです。つまり、葉緑素を摂取することにより血液が活発に造られるようになるのです。血液は生命の源です。葉緑素はこの源に作用するのです。クマ笹ほど葉緑素を含んでいるものはありません。

クマ笹の有用成分は、葉緑素ばかりではありません。細胞膜の成分も含んでいるのです。それは多糖体です。多糖体と言えば、アガリクスや舞茸などのキノコを連想する方が多いと思いますが、クマ笹にも多量に含まれています。多糖体には、免疫力を高める作用があります。人間の体の中では、毎日ガン細胞が生まれています。でも、健康であれば、ガン細胞の増殖は許しません。免疫細胞であるリンパ球や白血球が常にガン細胞を駆除しているからです。多糖体はリンパ球や白血球の能力、つまり免疫力を強化してくれるのです。クマ笹エキスは薬局薬店で販売されています。是非、お試しください。

マキノ出版「耳鳴り・難聴を自力で治す最強辞典」に当院の立花の記事が掲載されています。

文庫本掲載のお知らせです!

マキノ出版「耳鳴り・難聴を自力で治す最強辞典」(2017年月9月16日発売)にて、副院長の立花の記事が掲載されています。

 

ページ数は、p86~p91に連載されています。

 

【生命エネルギーを高めて、耳を若返らせる常備菜ベスト3】

 

手軽に実践できる常備菜の作り方や効果的な食べ方を紹介しています。

ぜひご覧ください。

りゅうえい健康通信―ツボ療法 肩こり・頭痛・面庁に有効なツボ

「合谷」

手の親指と人差し指の間に合谷というツボがあります。二本の指の谷間にあるので、合谷という名がついたと言われています。良く肩こりに効くということで、TVの健康番組でもたびたび紹介されていますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。確かに肩こりにも効果がありますが、消炎鎮痛作用があるツボですので風邪や扁桃腺炎、歯痛、頭痛、面庁等の改善にも用いられます。むしろ、プロは、この消炎鎮痛作用を応用することが多いようです。古くは”面は合谷に収む”と言われたぐらい顔や口に発生する病気に効果が見られるからです。以前中国の針麻酔をTVで放映していましたが、使用していたツボは合谷でした。このツボに針を刺し通電すると薬剤による麻酔をしなくても一度に5本も抜歯できたのです。しかも予後は大変良く、抗生物質や消炎剤も必要なかったと聞きます。この結果からもこのツボの特性がわかるでしょう。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。