りゅうえい治療院 スタッフブログ

りゅうえい治療院のスタッフブログです。当院は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症の治療として、雑誌や本・メディアでも取り上げられている「活脳鍼」を行っています。その他、様々な症状で苦しむ患者様が、海外や全国から数多くいらっしゃっています。日々の臨床で感じたこと、臨床報告などを紹介しています。

Month: 3月 2018

りゅうえい健康通信―食養生 生活習慣を改善して、偏頭痛を乗り切ろう

三食しっかり食べて偏頭痛を乗り切る

日本人の約840万人が悩まされている

偏頭痛は原因不明の慢性頭痛のひとつで、現代医学では完全に治すのが難しいといわれています。成人の約8%(840万人)がこの偏頭痛に悩まされていると言われ、男性よりも女性に多くみられます。これだけの人が悩まされ続けているにも関わらず、病気と意識せず通院しない人がほとんどです。偏頭痛の場合、頭の片側がズキズキ ガンガン脈打つような痛みが特徴です。人によっては、日常生活が妨げられるほどの激しい痛みや吐き気を伴うこともあります。痛みは数時間から、長い場合は数日間続くこともあります。

ストレスや緊張が原因にも

今のところ、なぜ偏頭痛がおきるのかは、はっきりとは明らかにされていません。しかし、脳内にある血管が拡張する際、痛みが生じるのが原因というのが有力視されています。偏頭痛はいったん治まると、ウソのように痛みが消えるので、つい軽く見られがちですが、中には脳の重篤な病気が引き起こしている場合もあるので、気になる人はきちんと病院で検査を受けたほうがよいでしょう。また、慢性の頭痛には偏頭痛の他に、精神的・身体的ストレスによる緊張型と1~2年に一度、1~2ヶ月に渡って激痛が続く原因不明の群発性があります。自分の頭痛がどのタイプなのかを見極め、生活を改善するのも予防として大切です。

偏頭痛と上手につきあうために

生活習慣病を見直して、快適な日々を

偏頭痛を誘因させるもの

偏頭痛と上手に向き合っていくには、まずは原因探しから。生活習慣を見直し、ちょっとした体調の変化を見逃さないようにするだけでも違ってきます。

偏頭痛の主な原因

  1. ストレス
  2. ホルモン分泌バランスの変化
  3. 人ごみ・雑音・まぶしい光・におい
  4. 天候の変化
  5. アルコール摂取や化学物質

梅干シップで緩和

皮膚から有効成分が入り込む性質を利用した梅干シップが偏頭痛に効果的です。梅干のクエン酸などの有機酸が広がり過ぎた血管を適度に縮めてくれるのでしょう。約1cm四方にちぎった梅干の果肉を両方のコメカミに貼り付けます。早ければ、5~6分で効果があらわれます。

頭痛に効くツボ

小指と薬指の付け根に、中渚というツボがあります。中渚は古くから即効的に痛みを解消するツボとして有名です。左右の手にありますので、押して痛むほうの手を親指でこするように指圧するとよいでしょう。

日常生活での工夫

  • ストレスを溜め込まない
  • 刺激を避ける
  • 食事を3食しっかり食べる
  • お酒、チョコレート、食品添加物の摂取を控える

栄養のバランスのとれた食生活が何よりも大切

一番避けたいのは食事を抜くこと。血糖値が下がった空腹状態は、偏頭痛がおきやすい状態です。特に無茶なダイエットが引き金になることがあります。運動をしっかり行うダイエットならいいのですが、断食したり、ひとつの食品ばかりを食べたり、炭水化物をとらないなどは頭痛持ちの人にとって最もよくない方法です。

何事も気にしすぎないが基本

偏頭痛と上手く付き合っていくことが結果的には予防・軽減につながっていきます。これをやれば解消という万能薬はありません。しかし、必要以上に気負って、神経質になってしまっては決して頭痛はよくなりません。絶対に治さなければいけないなどと気負わず、時には楽観的に過ごすことも必要です。

りゅうえい健康通信 ツボ療法―眼精疲労、近視、老眼、めまいに有効なツボ

 

「風池と天柱」

巷では梅の花が咲き初め。春の足音が聞こえてきます。ただ、春先はいろいろな病があらわれやすい時期でもあります。例年、腰痛、めまい、目の疲れ、欝などの症状の悪化に苦しむ人が多いのです。

これらの病態を東洋医学では肝胆の病と呼んでいます。春は臓器で言えば肝胆が謳歌する季節です。ところがそれに上手く乗ることが出来ないと、足腰の痛みや痺れ、めまい、目の疲れ、欝などの症状があらわれると言うのです。最近では花粉症もあります。それ自体が肝胆の病とは言えませんが、ストレスなどでイライラしていると肝胆に負担がかかり、それが水毒を助長して発症することはあります。

そこで、ご紹介したいのが、風池(ふうち)と天柱(てんちゅう)です。ツボの位置は、首の後ろの2本の筋が頭蓋骨に交わるところが天柱で、その両側のくぼみ(ぼんのくぼ)が風池です。風池も天柱も肝胆の病に奏功します。おそらく、これらのツボの刺激が脳血流の改善に役立つのではないかと考えられます。ですから、眼精疲労、近視、老眼、めまい、不眠、てんかん、欝を始め、風邪や花粉症からの鼻水や鼻づまりなどにも有効例が多いのです。

一般の方は不思議に感ずるかもしれませんが、頭痛や腰痛、踵の痛みにも効果的です。これは、陰陽五行と経絡というツボの流れを知っていれば、簡単に理解できることですので。自分で行う場合は、親指で両方の風池あるいは天柱を同時に指圧すると良いでしょう。一日に5分程度、二回ほど行えば十分です。その際、頭全体も5本の指で指圧すると更に効果があがります。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

Atama

りゅうえい健康通信―食養生 花粉症に効果的!

誰もが発症予備軍といわれる花粉症

ひとたび発症すると翌年も

近年、現代病として患者数がうなぎ上りとなっている厄介な花粉症。徐々に暖かさが増すこの季節、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、涙目といった症状で悩む人が急増します。中には頭がボーっとして、家事や仕事もままならないなど、重症化してしまう例も。花粉症はひとたび発症すると、毎年必ず花粉の飛散する時期に症状が現れます。よくスギが取り沙汰されますが、ほかにもヒノキやブタクサといった様々な種類の花粉が原因となります。したがって地域や気候を問わず発症する可能性があります。昔はそう多くなかった花粉症の患者数はどうしてこれほどまでに増えたのでしょうか。

現代人の過敏体質が問題に

まずは花粉症が発症するまでのメカニズムを解説しましょう。花粉が鼻の粘膜などに侵入すると、マクロファージと呼ばれる細胞が“原因物質”を排除しようとします。このとき体の中では、排除すると同時に次の侵入に備えて「抗体」を作ります。ところが、ストレスや食品添加物、排ガスなどにより免疫力が弱った過敏体質の現代人は、抗体の生産が上手くコントロールできません。すると、原因物質(花粉)を追い出そうとして大量に作られてしまった抗体が過剰に反応し、鼻水やくしゃみを引き起こすのです。左ページを参考に、症状を抑える対処法を実践し、つらい時期を乗り切りましょう。

症状を長引かせないための対処法

体の内と外、両方からの対策を

痛くない鼻うがいで粘膜を洗浄

外から帰ってきたらうがいをするように、鼻がムズムズしたら鼻うがいがおすすめです。鼻に水が入ると痛いものですが、正しいやりかたをすると痛みませんので実践してみましょう。最近では市販の洗浄液もありますが、簡単に作ることができます。ぬるま湯(一度沸騰させたもの)200ccに小さじ半分の塩を溶かせば洗浄用の生理食塩水の完成です。鼻にゆっくり流し込むように入れ、口から出します。

あったか薬膳で免疫を整える

体を冷やすと免疫機能が狂い、低下したり過剰になるので、体を温める簡単スープをご紹介。だし汁400mlに薄切りにしたショウガを2かけ分とシソの葉を1枚、4cmほどに切ったネギを入れるだけ。塩コショウで味を調えたら、あったかスープの出来上がり。

鼻づまりスッキリのツボ

「迎香」は字の如く、鼻が詰まって匂いを感じなくなったときに押すツボです。小鼻の出っ張ったところの真下にあるくぼみを、人差し指で2~3分圧迫指圧するだけ。

免疫力の調整が重要

免疫反応が特定の原因物質に対して過剰に起こることをアレルギー反応といいます。過敏体質になると、花粉が少し侵入しただけで、ヒスタミンやロイコトルエンと呼ばれる炎症物質を多量に発生させてしまいます。これが花粉症の正体です。代謝を高めることや、ヨーグルトなどの免疫力を調整する食材を摂り、過敏体質からの脱却をはかりましょう。

花粉の侵入を防ぐことから

まずはマスクやゴーグルなどで、花粉の侵入を防ぐことが対策の一歩です。外から帰ったら衣服をはたいて、花粉を落とすことも忘れずに。そして、野菜はジュースよりスープで取るなど、体を温める食事を選ぶことで内側からの対策を強化し、つらい季節を乗り切りましょう。