「人中」

 

救急時の気付けに

 

季節の変わり目は、自律神経失調症状を現し易いようです。特に、学童の脳貧血は問題です。朝礼の際、急にバタンと倒れ、意識不明となれば、先生も仲間の生徒も青ざめてしまいます。そんなとき、役に立つのが人中(じんちゅう)というツボです。人中は水溝(すいこう)とも呼ばれます。

 

基本的には救急のツボですので、高熱による痙攣や人事不省(うなされているとき)にも効果的です。古くは、インフルエンザやはしかや疱瘡などで熱性痙攣を起こしているときの特効ツボとして利用されました。科学的な裏づけもとれています。ウサギを貧血状態にしたとき、このツボに通電刺激を与えると、血圧を上昇させるとともに脳血流量も正常に戻したといいます。また、呼吸の乱れも改善したといいます。脳梗塞の発作時にも応用出来そうです。

 

その他、日射病、癲癇、しゃっくりなどにも効果的です。私の経験では、立ってないほどの腰痛が、1本このツボに針を刺すことにより、ものの数分で鎮痛したということがあります。

 

●効能

救急時の気付け

●ツボの場所

上唇と鼻の間の中央にあります。

●やり方

親指で強く指圧すると良いでしょう。但し、少し強めに押し、にぶい痛みを感じさせる必要があります。人中