「太敦(たいとん)」

目の疲れ、不眠、頻尿、血圧異常(高血圧、低血圧)などに有効なツボ

 

太敦という足のツボは足の一指(親指)の爪のはえぎわにあります。このツボは肝経という経絡上にあり、しかも末端に位置していますので、肝経の性質を激しく表しています。

肝経は単に肝臓の機能を司っているわけではなく、筋肉や目、泌尿器系、睡眠等にも深い関わりをもっています。ですから、肝経が乱れると、腰痛、足腰の脱力感、頻尿、寝小便、インポテンツ、月経異常、めまい、頭痛、不眠、興奮、血圧異常、視力低下等の症状を表します。もっとも他の経絡の乱れでも同様な症状を表しますが、肝経の乱れは特徴的にわき腹やみぞおちの圧迫感があります。ですから、このわき腹やみぞおちの反応があった上、上記の症状がみられた場合肝経の乱れと判断するわけです。

この場合、太敦への刺激が劇的に効果を表します。アルコールの飲み過ぎで肝機能が低下している時に、このツボへ針や灸をすると、その晩からお酒がうまくなるのです。つまり、アルコールの解毒がスムーズに行われるようになるのです。当然γ-GTPも下がってきます。

是非、目の疲れ、不眠、頻尿、血圧異常(高血圧、低血圧)、あるいは肝機能障害で悩んでいる方、大いに指圧してみて下さい。井穴と呼ばれ、刺激の感受性が高いツボですので、指圧だけでも十分効果は表われます。

 

●効能

目の疲れ、不眠、頻尿、血圧異常(高血圧、低血圧)

 

●ツボの場所

足の一指(親指)の爪のはえぎわ

 

●やり方

手の指先で、足の一指(親指)の爪のはえぎわを揉むように刺激する

大敦1