労宮

 

手のひらの真ん中にあるツボを労宮と云います。このツボは、読んで字の如く疲れたときに用います。疲れたときにこのツボを指で押さえると、強い痛みを感じます。特に心臓が弱ったときに反応があらわれるようです。また、東洋医学では、心臓は精神活動も行っているとしていますので、精神疲労が溜まっているときも痛みが出ます。夜寝る前に5分ほど親指で指圧すると良いでしょう。以前、山梨の西沢渓谷に行ったとき、同行した者が疲れて歩くのが辛いと言い出しました。睡眠不足の上、歩き慣れていないので、一過性に心臓疲労が高まったのでしょう。

左手の労宮に指圧をすると、ものの10分程度で回復し、全行程を歩き通せました。また、神経過敏で、手のひらに汗をかきやすい場合にも効果があります。我々のような仕事をしていると、手のひらに汗をかきやすい体質は致命的です。もぐさに汗が滲み込んでしまうので、上手に灸が出来なくなるのです。ですから、修行中に労宮に自分で灸をして、体質改善に努めます。

その他、口内炎にも効果的です。西洋医学では、ビタミンB群の欠乏症といいますが、決してそれが主たる原因とは思えません。栄養の過不足のない食生活をしていても口内炎は発症します。やはり、自律神経失調症からの一種の炎症反応と考える方が、無難です。ですから、精神疲労を取り除く労宮の指圧が口内炎にも効くのです。

 

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