「間使(かんし)」

 

一見健康そうな人でも悩んでいる病気に水虫があります。水虫は白癬菌というカビによる感染症ですが、軟膏を塗ってもなかなか完治しません。これは水虫が厚い膜を作り薬の浸透を抑えているからです。そのため、内服の水虫薬が出回るようになりました。内から水虫を攻めようという訳です。

 

しかし、内服の水虫薬は肝臓の機能を犯しやすく、長期に使うことはできません。特に服用中はお酒が飲めないので、がっかりする人も少なくありません。アルコールで更に肝臓を傷めてしまうからです。やはり、一番の治療法は患部を乾燥させることです。水虫は高温多湿を好むからです。そこで、ご紹介するのが、間使(かんし)という名前のツボです。

 

このツボは心包経という経絡上にあります。東洋医学では心包経は汗を司るといわれています。したがって、全身の汗を抑える効果がこのツボにあるのです。恐らく、自律神経系に働きかけ、汗の出を活発にする交感神経の緊張を改善するのでしょう。足の指の汗の分泌が減れば、水虫が好む条件が失われていきます。また、間使は更年期障害の多汗症の改善にも効果的です。ワキガの改善にも好影響を与えるでしょう。このように汗に関係する症状を取り除くのが間使なのです。指圧でも構いませんが、出来れば爪楊枝で1日3~4回痛みの刺激を与えるとよいでしょう。

 

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。