「花粉症に印堂」

両眉毛の中央、つまり鼻の骨の上に印堂(インドウ)という名のツボがあります。このツボは奇穴(キケツ)とも呼ばれています。奇異な場所に存在するツボということです。通常ツボは経絡という生体エネルギーが流れる経絡上にありますが、奇穴はそれ以外の場所にあります。奇穴のうちでもこの印堂はしっかりした生理作用を人体に与えるので私達も繁用しています。

ではどのような病気や症状に効果があるのかと申しますと、鼻の病気全般です。例えば、症状でいえば、鼻づまり、鼻水、鼻の痛み等です。病名でいえば、花粉症等のアレルギー性鼻炎、鼻風邪、蓄膿症です。通常私達はこの印堂に針治療を行ないますが、マッサージでも効果があります。

去年の今頃、毎年花粉症で苦しむというAさんが来院した。すでにAさんは軽い花粉症の症状をあらわしていました。もう1ヶ月も過ぎれば鼻水、鼻づまり、涙目で大変になることが予測されます。そこで、この印堂に針治療を行なうとともに、体質改善の治療も行ないました。効果は劇的にあらわれまして、治療中に鼻水、鼻づまりが解消していました。ただ、大量に花粉が飛散する季節となれば、元のもくあみになってしまいます。そこで、印堂へのマッサージも指導しました。ごま油を少しつけて、こすりあげるようにマッサージをすると効果的です。私達の針灸治療は週に1回でしたが、シーズン中全く病院で処方された抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤は一切使用しないで済みました。抗ヒスタミン剤を日中使用すると、眠くなる人が多いので勤めている方はとっても不便です。

ぜひ、花粉症でお困りの方、備えあれば憂いなし、花粉症対策として、今から印堂へのマッサージを行なってみて下さい。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。