「四神聡」

急速な高齢化社会を迎え、様々な社会問題が発生しています。身近なところでは、介護関連です。特に認知症を患っているご老人の介護は大変です。そこで、認知症を予防するツボ治療を紹介しましょう。それは、四神聡(ししんそう)というツボです。

ツボの位置は、頭にある百会という有名なツボの前後左右各1cm離れた4ヶ所になります。百会はツボ辞典で調べると正確な場所が判ります。それを基準にして四神聡を探すと良いでしょう。

中国の臨床では、脳血管性認知症の患者さん30名に四神聡を主体に手足のツボを加え治療したところ、一般的な社会活動ができるほど改善した例が6例、一般的な社会活動はできないが、認知症の主症状である健忘の改善がみられた例が20例、無変化が4例という結果でした。私達も認知症の患者さんをよく診ます。当然、四神聡を使うケースが多いのです。

下腹部にある関元(かんげん)や足の三里(さんり)を併用すると、更に成績が上がるようです。以前、80歳近い老人性痴呆症の患者さんが娘に付き添われて来院しました。当初、一桁の足し算もできないし、朝食べた食事の内容も覚えていないという状態でしたが、針灸治療を週2回2ヶ月ほど続けると、二桁の足し算引き算ができるようになりました。また、娘の付き添いもいらなくなり、本人ひとりで来院できるようになりました。ご自分で行う場合は、楊枝の先端で圧迫するようにすると良いでしょう。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

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