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脳梗塞や脳出血の後遺症などの臨床報告 健康に役立つ食事療法などを掲載 健康に役立つツボ療法や食事療法、脳梗塞や脳出血の後遺症をはじめ、様々な疾患の臨床報告を掲載しています。該当する病気の方は勿論のこと、健康志向の方にとって参考になれば幸甚です

Month: 9月 2018

りゅうえい健康通信―食養生 「淡水魚の生食に注意を!大学の研究者からの警告」

昔から我ら日本人は「刺身」を好んで食します。刺身といえばマグロですが、マグロからクジラ、馬、牛など更に範囲がひろがり、カエル、ドジョウ、ライ魚、ヘビまでいたっています。かつて太平洋戦争中、日本は東南アジアに進出しました。

そこで日本人の多くがライ魚を生で食し、現地の人には稀にしかみられない病にかかりました。上海リウマチ、南京領事館病などという名前は有名ですが、ライ魚に寄生する顎口虫の幼虫が、ライ魚を通じて人体に寄生することによるものでした。領事館病、何か極めて上級な人のみがかかる特権的な病のような響きがして、かつての時代を「かいま見る」ような気がします。

この病気は、敗戦後の食糧事情の悪かった時期に流行しましたが、ライ魚を食べることが多かったことによるとのことです。食糧事情の好転とともに消失しましたが、半世紀近くたって、再び復活してきたのです。

福岡大学の研究者によると、今度はライ魚ではなく、ドジョウ、ブラックバス、ブルーギル、ヤマメ、ヘビなどの生食によるものだそうです。ルアーフィッシングの流行、グルメブーム(飽食時代の象徴?)などの結果でもあるようです。

このうち、ドジョウについては上記福岡大の先生によれば、検出される寄生虫は、剛棘顎口虫というもので、日本には存在しない種のことです。日本の自然界には、有棘顎口虫(イヌ、ネコ)、ドロレス顎口虫(イノシシ、ブタ)、日本顎口虫(イタチ)の3種だそうです。

従って上記のドジョウは、輸入されたものであることがわかったそうです。ドジョウはかつて田んぼでよくとれましたが、農薬が田んぼにまかれるようになって、いつの間にかいなくなりました。眼前のドジョウは、ブルーギル、ブラックバスとともに外来魚ということになったわけです。日本産との見分け方は、寄生虫を調べて剛棘顎口虫と出れば確定、なんてことになりそうです。

今はライ魚から寄生虫は、なくなっているそうですが、かわって淡水魚からの顎口虫感染が増してきているとのこと。ブルーギル、ブラックバス、ヤマメ、ドジョウ、ヘビなど生食習慣のある日本人にとって注意が必要と警告しています。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

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りゅうえい健康通信―食養生 「日本食(アジア食)に関心を」

以前から、どんな物を日常食べるかによって、病気にかかる率に差が生じてくることがいわれてきました。前立腺癌にかかる率は中国人が1.8%なのに比べて、アメリカ人では53.4%である。

ところが前立腺癌にかかる率の低いアジア系の人がアメリカに移住すると、そのかかる率が高くなってくるのです。こうした現象のおこる原因は、食事内容の違いにあるのではという報告がオーストラリアでなされました。

ムラサキツメクサの抽出物を用いて、前立腺癌の患者の癌細胞に対する影響を調べたのです。この植物の抽出物を食したグループと、食さなかったグループについて、前立腺癌の手術後の癌組織を比較しました。

すると抽出物を食べたグループでは、癌細胞の25%にアポトーシスがおきていました。他方食さなかったグループでは1.5%だったのです。アポトーシスとは、細胞の自己死(自殺)と称されている現象で、例えば、受精卵から1つの個体が完成していく際、必要な細胞が残り、不必要な細胞が消えていく時などにみられる極めて重要な現象です。ここでは、そのアポトーシスがムラサキツメクサの抽出物によっておきたのです。癌細胞全体にアポトーシスがおこれば癌は治るということになります。

さて、ここから、アジア人の方がアメリカ人より、なぜ前立腺癌にかかる率が低いのかということになるのですが…。ムラサキツメクサの抽出物にはバイオチヤニン、ダイゼン、フォルムオノネチン、ゲニステインのイソフラボン類が含まれているそうで、こうしたイソフラボン類がアジアの食事には普通に含まれている。

他方、アメリカで普及している大豆イソフラボンにはこれら4種が全て含まれているわけではない。即ち、イソフラボン類の質の差(これは、食事の違いから来ていることになるのです)。この違いが前立腺癌にかかる率の差となってあらわれているのではないかと説明しています。

敗戦後、このかた日本の食事内容(食習慣も含めて)は大幅に変わり、欧米化しました。これにつれておこってくる病気の種類も変化し、和食の効用、即ち伝統食の再評価がおきました。ですが、伝統食への認識はまだ不十分のようです(もっとも、現時点ではまず食材に存在する残留農薬などの方が問題なのかもしれませんが)。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

 

 

りゅうえい健康通信―食養生 グルコサミン

「グルコサミン」

グルコサミンを含む健康食品の効果について色々な評価がされていますが、臨床的、基礎的な議論が必要との立場からの研究会が発足し、その報告がされました。筆者も以前から関心を持っていたのですが、その発表から偏見を持っていたと認識を新たにしました。ここに主なところをまとまてレポートします。

 

基礎的調査はウサギ、モルモット、ラット、ヒトの関節の細胞を用いてグルコサミンを主として行われています。グルコサミンは損傷した軟骨の修復を促進しますが、これはグルクロン酸や、N-アセチルグルコサミンでも認められています。グルコース(ブドウ糖)ではおきません。

 

自然発生型変形性関節症(モルモット)でグルコサミン、コンドロイチン硫酸の12ヶ月齢までの期間投与ではレントゲン画像上、骨の変化は防げていないのですが、組織を顕微鏡でみると組織変化(進行度)には抑制効果が認められています。

 

ラット関節炎でのグルコサミンは関節炎症状、炎症関連物質の生産は抑えられており、また組織像でも関節軟骨が保持されています。体重の回復もあります。ラット1型糖尿病モデルの皮膚劣化については、グルコサミンは真皮層が厚く可溶化できるコラーゲンの量が減少、コラーゲンの線維が太くかつ均質化しているのが認められています。

 

臨床的調査では変形性関節症で安静時痛、運動時痛を抑える効果があり特に早期の例で効果がよく、血中の炎症物質も低くなっていることが認められています。人で、アデノシン2リン酸(ADP)刺激による血小板凝集を抑えることも認められています。その他いささか学問的になりますが、(以下読むのを省略されて構いません)

 

グルコサミンは、

アデノシン3リン酸の放出・・・阻害

血小板第4因子の放出・・・阻害

トロンボキサン合成・・・阻害

血小板内の①カルシウム動員、②環状アデノシン1リン酸の低下、③シグナル伝達物質Sykのリン酸化・・・阻害

アデノシン2リン酸のアデノシン受容体への結合・・・阻害

などがあり、血小板の凝集することを妨げるので血管内で血栓ができるのを防ぐ作用があると報告しています。

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。

りゅうえい健康通信―食養生 オリーブ油

「オリーブ油に注目を!」

テレビで、地中海、イタリア近くの農家で6ヶ月生活した一人の日本人の病人のレポートがありました。日本人はここで野菜を作り、オリーブの取り入れ、オリーブ油の製造などをし、この土地の生活をしました。そこの住民の食生活はオリーブ油が基本といってよいほどのもので、例えば野菜サラダにはきわめてたっぷりと自家製のオリーブ油をかけて食していました。勿論、野菜は“季節外れの温室育ち”ではなく“旬の露地もの”です。その日本人は、日本にいたならば起こりえない奇跡を起こして帰国したのです。日本に戻ってからも、オリーブ油を基本とする生活を続けるため、現地から直接自分でオリーブ油を取り寄せていました。

地中海地域住民はずうーっと昔から果物、野菜、魚類、そしてオリーブ油が食生活の基本でした。この生活スタイルが、日本人に大きな効果をもたらしたのは確かなようです。特にオリーブ油が…。日本でも最近はオリーブ油の消費量が増えているようですが、オリーブ油のCMは見受けないのではと思います。そこで、オリーブ油のCMを提供したいと考えます。

1.オリーブ油は地中海住民にどんな健康をもたらしてきたか!

大腸癌、乳癌、皮膚ガン、動脈硬化、老化などに対して防御作用を発揮してきた!

2.オリーブ油はどうしてそんな働きをするのか!

活性酸素の働きを排除する抗酸化作用がある!

3.オリーブ油はどんなものを含んでいる?

・フェノール、スクアレン、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等)

リオリーブ油のフェノール(化合物)は3種類、抗酸化作用を発揮します。(名を上げますが、なにやら舌をかみそう…。)

・単純フェノール(チロソル、水酸化チロソル)

・セコイリドイド(オレウロペイン、リグストロサイド(アグリコン)

これらの脱炭酸化ジアルデヒド誘導体)

・リグナン(〔+〕-1-アセトキシピルジノール、〔+〕-ピルジノール)

リオリーブ油はスクアレン含有量が高い。スクアレンは皮膚に行き渡り、皮膚が紫外線を受けたときに発生する活性酸素をのぞきます。

リフェノールにしても、スクアレンにしても脂溶性(油に良く溶ける)なので腸からの吸収はよろしい。吸収されずに残った時でも、大腸、直腸にいたり、そこで大腸癌、直腸癌を防ぐ働きをします。

4.オリーブ油に、エクストラバージンオイルとかバージンオイルとか名前の違いがある

エクストラバージンとは“ようするに一番搾り”か?

オリーブ油の内容はオリーブの種子の品質が大切。

良い品質の種子を有効成分が多く含まれるような作り方をする。

抗酸化作用についてみればエクストラバージンオイルとバージンオイルとでは大きな差があり、エクストラバージンオイルの方が大きいのです。

さて、日本では、あのNHKレポートにあったオリーブ油の如き物を手ごろな価格で入手するというのは…無理な話か…?

詳しく知りたい方は、スタッフにお尋ねください。