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Month: 4月 2020

新型コロナ感染予防の基本 2020年4月28日

みなさんお元気にお過ごしですか。

新型コロナの影響で自粛生活を余儀なくされ、心身共に疲れがピークになっている頃かと思います。

以前お知らせした、自粛中の健康維持を少しでも参考にして頂ければ幸いです。

今回は、更に踏み込んだ新型コロナ感染予防対策をお知らせします。

 

1.不要不急の外出はしない

因果応報という言葉があるように、ウイルスのないところにいれば、感染する心配はありません。その根拠を提唱したのが19世紀に活躍したフランスの細菌学者であるルイ・パスツールです。生物は自然に発生するという自然発生説を完全に否定し、生物からのみ生まれるという説です。これは新型肺炎も元になる新型コロナウイルスがなければ、発症しないということになります。罹りたくなければ、感染者と遭遇しないようにすることです。これには不要不急の外出はしないのが一番です。自分の家でしたら、慣れ親しんだ細菌やウイルスしかいません。

 

2.外出する場合

手指の消毒

感染の多くは接触感染と言われています。つまり、感染者の唾や鼻水が付いた物に触り、その手で自分の鼻や口に接触すれば、一発で感染が成立してしまいます。ですから、頻繁に手洗いすることで、手に付いたウイルスを洗い流す必要があります。アルコール消毒も効果的です。新型コロナウイルスは細胞膜を密エンベロープウイルスに属します。細胞膜はアルコールにより変性を起こし、不活性化します。性質はインフルエンザウイルスに似ています。

 

マスク着用と水分の補給

鼻や喉の粘膜は粘液で潤っています。これは細胞自体の機能(代謝)を維持させることの他、細菌やウイルス、ダストなどの異物の侵入をブロックするためです。特に鼻腔や口腔は絶えず異物と戦っていますので、そのためリゾチームなどの抗菌、抗ウイルス作用のある酵素が分泌されています。また、喉は唾を作り、飲み込むことにより細菌やウイルスなどを胃酸で溶かそうとしています。気道には異物を押し出す繊毛細胞が密集しています。鼻腔の粘膜が異物に侵されると、ヒスタミンが放出され鼻水を多量に生産して、くしゃみとして外に排出させます。

先ずはこれらの防衛システムで、生体は異物の侵入を防ぎます。リゾチームは一般的に風邪薬にも配合されていますし花粉症などのアレルギー疾患に罹ると、抗ヒスタミン剤が処方されるので、ヒスタミンが炎症物質であることが分かります。

したがって、喉や鼻腔を乾燥させないようにすることが、新型コロナウイルスに対する予防策になるのです。マスクは飛沫による自他の感染リスクを低減させるだけではなく、第一防衛網の強化にも役立つのです。また、マスクをすることで新型コロナウイルスが付着した手で鼻や口に触れる機会も少なくなります。

更に定期的に水などの水分の補給も勧められます。口腔を湿らす他、ウイルスを胃の中に流し込んでしまうからです。

免疫力増強

ウイルスは生きた細胞の中で増殖します。生体でなければ生きていけないという情けない宿命なのですが、こんな陰湿な奴にやられないように、大昔から人間は免疫力という武器で戦ってきました。免疫力を大別すると、自然免疫と獲得免疫になります。

 

自然免疫は細胞性免疫とも呼ばれ、生まれたときから発動しているマクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が主役になります。それを支援するのがヘルパーT細胞(Th1)です。つまり、体内に侵入したウイルスなどの病原体をマクロファージや好中球が攻撃します。更に病原体が増殖して瀕死の重傷を負った細胞を食べて跡かたなく消去してしまうのがNK細胞です。これらの免疫細胞が食べた病原体の情報をTh1に知らせると、インターロイキンなどの興奮物質を放出して、更にマクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を増やすとともに活性化させます。

 

このように生体はあらゆる病原体と戦うシステムを備えているのです。屋外で散歩やジョギングしても感染しにくいというのは、空気中の新型コロナウイルス数が少なく、自然免疫だけで対処できるからです。但し、敵の数が多くなると、このシステムだけでは対抗できなくなります。そこで、発動するのが獲得免疫です。主役は、もうひとつのヘルパーT細胞のTh2やB細胞です。

 

Th2は液性免疫とも呼ばれ、B細胞にそれぞれの病原体に対抗できる抗体を作らせます。そればかりか敵の情報をB細胞と共有し、再度同じ病原体が侵入しても総攻撃がかけられるようにするのです。このシステムを上手く活用したのがワクチンなのです。このように未知の病原体に自然免疫が、回復や二度とかからないためには獲得免疫がフル活動しているのです。

 

したがって、新型コロナに関して言えば、未知のウイルスのため自然免疫が感染予防に役立ちます。その助けになるのが、アビガンなのです。アビガンは細胞の中で新型コロナウイルスが増えるのを防止します。ワクチンは病原体の情報を組み込んだたんぱく質を投与するという獲得免疫を支援するものですので、開発までに時間がかかります。

 

いずれ収束するはずですが、そのためには特効薬とワクチンの開発が必要です。また、ウイルス自体の変異もあります。強毒化は困りますが、多くは弱毒化します。その良い例が

今まで流行した新型インフルエンザも弱毒化して脅威ではなくなっています。

 

そこで、今できる新型コロナ対策として、まずは自然免疫を強化してかからないようにすることです。

 

自然免疫を増強させるためには、栄養の過不足がないようにすることや適度な運動、そして一番肝心なのは睡眠です。

 

深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠があり、これらの睡眠パータンが何度か訪れて覚醒することになります。凡そ90分おきに入れ替わるとされていますが、免疫増強作用のあるホルモンが分泌されるのはノンレム睡眠時です。特に最初のノンレム睡眠に盛んに放出される成長ホルモンやオーキシン、メラトニンが大切です。

夜11時から2時までは成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイム

就寝前はスマホやパソコンの使用を控える

スムーズな入眠を促すホルモンである「メラトニン」が正常に分泌されていることが大切です。

メラトニンは朝起きたら、太陽光線を浴びる。

運動不足が気になる方へ 2020年4月20日

皆さん、お元気ですか?

自粛も長丁場になると、運動不足になりがちです。

筋力も低下するし、体重も増加してしまうこともあります。

是非、体操や散歩を行ってください。

 

その際、助けになるのが、活脳鍼の応用です。

特に脳卒中の後遺症の方にお勧めします。

いつも活脳鍼を行うときにこめかみに鍼をさしますが、

そのこめかみへの指圧をしてみてください。

例えば、歩行の途中で杖を持ちながら、その手の人差し指で健側のこめかみを指圧してください。3~4度、強く指圧してください。動きが楽になります。

 

また、次のツボ療法と半身浴もお勧めします。

足腰の強化とダイエットが目的です。

 

1.足腰の強化のためのお勧めの療法 ツボ療法 足の三里(あしのさんり)

当院を訪れる患者さんの多くは中高年齢者です。その殆どの方が足腰の冷えや痛み、痺れ訴えています。更に足の筋力が弱く長時間歩いているとつまずいてしまうとか、階段を降りるとき膝がガクガクして踏み外しそうになるとか、切実な悩みを付け加える方もいらっしゃいます。根本的な原因は腰椎の変形からの坐骨神経痛や抹消の循環不全ですが、加齢による筋力の低下も歪めません。勿論、これらの症状は鍼灸治療の最適応症なので、まず例外なく軽快していますが、必ず利用するツボは足の三里です。

 

このツボは足腰の筋力の強化に役立つばかりか、消化吸収を助け身体を元気にさせます。昔、俳句で有名な松尾芭蕉も足の三里に灸をして奥の細道に旅立ちました。岩出山から一関まで、約60kmの山道を1日で歩きぬいたと記録に残っています。驚異的な健脚の持ち主ですが、足の三里に灸をしたお陰もあるでしょう。

1日に一度、せんねん灸あるいはカマヤの灸をすえるだけで十分です。但し、すえた後2時間はお風呂に入らないでください。お灸の熱の効果が相殺されてしまうからです。

 

また、お灸が面倒という方は、親指で指圧すると良いでしょう。疲れが溜まっているときは、軽い痛みが爽快に感じるでしょう。脳卒中の後遺症の方にもお勧めします。次の半身浴の際に行うのも良いでしょう。

 

2.体重増加を抑えるお勧めの療法 半身浴

ダイエットに王道はありませんが、以前私が行って効果が感じられたのは半身浴です。痩せはしませんでしたが、過食気味でも現状維持はできました。主に足腰を温める入浴法ですので、湯に浸かるのは凡そみぞおちの高さまでです。20~30分ぐらい浸かるので、これだけでも十分身体が温まります。アロマとは芳香療法のことで、様々な植物の花や葉の香りを楽しみながら気持ちを明るくしたり、落ち着かせたりして、ストレスを解消させます。浸かりながらアロマを楽しむことにより、血圧を下げる、肥満抑制、ストレス解消といった3つの効能ができます。当院では多くの患者さんに脳梗塞や脳卒中の再発予防としておすすめしております。一般的には疲労回復、足腰の冷えやむくみ、美容、頻尿、生理痛などに応用されています。とにかく日常生活の中で簡単にできますので、長続きできる健康法と言えます。効果的に行うポイントは次の通りです。但し、体調不良や血圧が高いときは中止してください。

 

1.湯温の設定です。基本は39℃を超えないようにします。それ以下でしたらお好みの温度調節してください。それから入浴前に水をコップ1杯飲むことを忘れないでください。更に入浴中に喉が渇いていれば水をコップ1杯飲みます。長湯になりますので、脱水状態にならないようにします。

2.アロマ精油を数滴たらしてください。それだけでも風呂場中に心地よい香りが立ちこみます。アロマの入浴剤も市販されていますが、可能であれば精油をご利用ください。気持ちを落ち着かせるのはラベンダーが適しています。また、うつな気持ちを解消するにはオレンジが良いでしょう。更に黒コショウの精油を加えると完璧です。黒コショウの香りは脳の伝達ホルモンの分泌を高めます。認知症にも応用されるぐらいです。

 

3.いよいよ入浴です。みぞおちの高さ以上は浸からないようにしてください。長湯が基本ですので、心臓や肺、横隔膜を圧迫する時間が長いと、息切れを起こす可能性があります。

 

4.もし、途中で動悸やめまいを感じたら、ゆっくりした動作で上がります。血管が拡張しすぎている可能性があります。その際、ミカンやレモンなどの酸味のある柑橘類を食べるとよいでしょう。収れん作用がありますので、湯あたりからの回復を早めます。

営業自粛のご連絡2

2020.4.16

 

当院では4月8日(水)より営業自粛をおこなっておりますが、

併設漢方薬店「なかよし漢方堂」でも、同時に自粛させて頂いております。

患者様の中で、漢方薬をご利用中の方には、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

 

尚、再開も治療院と同じく5月8日(金)からを予定しております。

状況に変更がある場合には、ホームページ掲載等で、ご案内させて頂きますので、何卒よろしくお願いいたします。

まだまだ困難な状況が続いておりますが、皆様、どうぞご自愛くださいませ。

 

自粛中の健康維持 2020年4月14日

皆さん、お元気ですか?

自粛は心身ともに疲れますが、今しばらく我慢してください。

確かに今が感染拡大の瀬尾際です。

 

そこで、もし体調に異常を感じた場合、耐えられない状態でなければ、ご自宅で様子をみてください。特に今は花粉症も流行っていますので、それを新型コロナの感染と思い込んでしまったら、ストレスは溜まる一方です。新型コロナは鼻症状は殆ど見られませんので、ご安心ください。

 

但し、喉の違和感や発熱がある場合は新型コロナの可能性もないとはいえません。経過を観察してください。多くは問題ないはずです。これに関しては、2005年1月にブログに投稿したSARSに関する豆知識が参考になると思います。文末に記載しておきました。同じコロナウイルスなので、共通点も少なくありません。

 

それから、病院を受診する方の70~80%は自律神経の乱れから起こる症状が主訴です。異常なしという検査結果が出ると、けろっとしてしまいます。自粛も長丁場になると、ストレスも溜まります。ストレスが原因の自律神経失調症状は、頭痛やめまい、動悸、微熱、咽頭過敏、下痢、便秘、胃痛など多いようです。テレビを観たりシャワーを浴びたり軽い運動をしているうちに解消することが多いようです。それでも症状の改善が感じられない場合は、医療機関を受診してください。かかり付け医がいる方は、まずは電話で診療体制を尋ねてください。予約がとれるようでしたら、それがベストです。必ずマスクをつけて受診してください。

 

帰宅しましたら、手と顔を洗ったり嗽をしたり鼻をかいだり、目薬があれば目を洗ったりしてください。また、運動不足にならないように運動も行ってください。人けがない場所での散歩が一番ですが、気になる方はNHKのラジオ体操をお勧めします。足腰の不自由な方でも椅子に座ったまま出来る対象を紹介しています。但し、過激な運動は避けるべきです。骨折やケガをすると、病院騒ぎになります。

 

食生活は刺身などの生ものは避けるのがベストです。新鮮なものでしたら構いませんが、冷蔵庫で保管しているものは絶対安全とは言えません。食中毒を起こすと入院騒ぎになります。病院は感染リスクが高いと考えてください。賞味期限、あるいは臭い、味で安全を確かめ、不安を感じたら、加熱して食べてください。また、栄養の過不足に注意です。ビタミン不足にならないように野菜や柑橘類は必ず摂ってください。ビタミンCは粘膜の機能を強化します。

 

テレビでも3密や、細かな感染事例を挙げて注意勧告していますので、多くを語るつもりはありません。そこで、医療従事者が感染予防として日頃注意していることは爪を長く伸ばさないということです。爪の間には様々な細菌やウイルスが付着しています。手洗いでも十分洗い流せないとろこが爪の隙間なのです。爪を短く切るか、爪の隙間を歯ブラシで洗うことも推奨します。

 

SARSに関する豆知識

2002年と2003年は重症呼吸症候群(SARS)大流行の年でした。2003年には29カ国でおよそ8,000人(少なくとも)がかかり774人が死亡という報告が出ました。SARSコロナウイルスはその元祖が今なお、中国南部の野生動物市場で取り扱われる小動物から分泌物糞から検出されつづけているそうです。このSARSがなぜ大流行してしまったのかについて、上記報告書はいくつかの点をあげています。SARSは診断が難しいのですが、その理由の一つが気道(感染場所)でのウイルス量が少ないことによるそうです。多くは肺の奥、肺胞で繁殖します。

 

台湾では感染者の80%以上が院内感染であったそうで、急性病の患者と慢性病の患者、外来患者と入院患者が入りまじって病院に存在する事がSARSのような感染症の病気が効率的にあっという間に伝染してしまう原因になると指摘しています(もちろんSARSの診断に手間どることも加わります)。次にSARS流行の際には患者及び患者に近接した者の隔離が管理手段としてとられました。

 

タイでは国内での特定SARS病院として一つの病院(この病院だけ)を指定しました。指定された病院ではSARS患者受け入れ用ベッドを空けるべく多くの患者を他病院に移しましたが、この患者の多くが既にSARSウイルスを潜伏(感染)させていました。移送先の病院にSARSを広げることになりました。初期管理体制の誤りが感染を拡大した事例です。

 

台湾ではウイルスが空気伝染するという誤った情報が流れました。臨床観察では近接接触のみにより伝染(飛沫吸入があって感染する)という報告があったのにこの情報伝達は遅れました。加えてSARSが大流行している情報も広範囲には伝達されていなかったそうで伝達方法のまずさが指摘されています。初期報道の遅れと誤報により台湾ではパニックがおきたのでした。

 

SARSは呼吸器以外にも多発性神経障害を起こす(併発)ことが報告されています。SARSの徴候から約3週間後に発症しています。運動障害を中心とした抹消神経障害(筋肉、神経、それぞれ単独、或いはその両方など)をおこした例があったそうです。また、小児(4才~20才)のSARS患者では続発症無しで回復しているとの報告があります。SARSとインフルエンザとの区別症状はSARSでは「鼻汁(鼻漏)がない」「血液中の単球が少なくなっている」であるという指摘は参考になります。(以上台湾からです)

 

タイでは青果商人が感染したため、シンガポール最大の野菜卸売市場が閉鎖されました。このため地域の生鮮食品関連業者は商売が出来なくなったのです。経済活動の一領域が停止した場合の影響がどうなるかの事例です。強毒性新型インフルエンザにより流通が止まる或いは医療機関が閉鎖したらどうなるか私達は少し危機感を持たねばならぬようです。

 

カナダもSARSにやられました。カナダでは公衆衛生担当拠点が多くありましたが、これを組織的に運営する事が遅れたため隔離設備が早々と不足する状態となったそうです。隔離を必要とした患者をSARS患者との接触をたどる事で集計した結果はその地域の1%に達したとのことです。またカナダでは複数の病院施設をうけもって働く従業員はSARS流行中はどれか一つの施設で(選択して)働くことを指示されたため、収入減少ということになったそうです。これも経済活動への影響の例です。以上いくつかの事例を見たわけですがSARSは21世紀の感染性疾患のモデルであると指摘されています。社会と環境の変化、世界的な相互連絡の緊密化(他国の小動物への需要、航空機利用の旅行の一般化などなど)と大いに関連するというわけです。

新型コロナ対策

現在のところ新型コロナ感染症に効果が認められた薬剤はありません。アビガンが効果的と言われていますが、病院に入院しなければ利用できません。そこで、症状が軽く自宅待機という方に当院の顧問医が強く勧めているのが葛根湯です。葛根湯は葛根や麻黄という解熱剤と桂皮や芍薬などの胃腸の機能を高める生薬で構成されています。予防には夕食後に1包(通常の1日の使用量の1/3量)の服用も勧められるとこことでした。

 

葛根湯は学会でも盛んにインフルエンザなどに効果があると発表されています。最近では金沢大学附属病院の小川恵子医師が葛根湯などの麻黄剤に利尿作用のある漢方薬を併用すると日本人に合った新型コロナ対策が可能と日本感染症学会に寄稿しています。

 

以下は日本で公表されない事実ですが、中国の厚労省にあたる保健部門は新型コロナウイルスによる肺炎から回復した5万人以上の患者の大半が中医学治療(日本でいうところの漢方薬)も受けていた報告しています。多くは玉屛風散(ぎょくへいふうさん)という漢方薬を基本にした処方とのことです。玉屛風散は消炎解熱作用のある大青葉などの生薬が配合されています。

 

また、保健部門の国家中医薬管理局も記者を前にして、西洋医学治療に中医学治療を併用すると、改善率が高まることが証明されていると述べています。公式データによると、中医学治療は7万4703人(全体の92.5%)の新型コロナ感染者の治療に用いられ、両者を併用した場合は熱や咳、倦怠感などの症状の早期改善がみられたばかりか、重症化率も死亡率も下げたとのことです。更に中国国家衛生健康委員会は、中医学治療は、患者の体質や環境条件によりそれぞれに合うように行われるとも述べていました。これは、小川医師が言うところの日本人には葛根湯に利尿作用のある漢方薬の配合が勧められるという内容と一致しいいます。利尿作用とは、咳や痰を消すことを意味しています。漢方薬には二陳湯(にちんとう)、平胃散(へいいさん)、霍香正気散(かっこうしょうきさん)があります。予防で葛根湯を利用する場合は、陳皮茶(ミカンの皮のお茶)を飲むと咳や痰を減らせます。

 

なお、葛根湯には麻黄という生薬が配合されていますので、ごくごく稀に胃のムカムカや動悸を感じる人がいます。そのような方は参蘇飲(じんそいん)が適合する場合が多いようです。葛根湯と同じ要領で利用します。どちらも薬局・薬店やネット通販で購入できます。

 

営業自粛のご連絡

日頃のご愛顧、有難うございます。

この数か月、院内感染を防ぐべくできる限りの努力をしてまいりましたが、感染者数の急増に伴い、更なる対応が必要になりました。

 

つきましては、本日緊急事態宣言が発令されるにあたり、本院も「4月8日~5月7日」まで営業を自粛させていただきます。

受診される方の多くは公共交通機関を利用しています。遠方からお越しになる方も少なくありません。感染リスクがないとは言えません。特に中高年齢の方の感染が心配です。

 

予約を頂いている方、並びに辛い症状がある方には大変心苦しいですが、人命を最優先に考え、断腸の思いでこの決断に至った次第です。一刻も早く新型コロナウイルスの蔓延を収束させるためには、全ての国民の自粛が必要です。

5月8日以降、元気に再会できることを切に願っております。どうか皆様も不要不急の外出は避け、健康管理に努めてください。

また、期間中のお問い合わせは電話(0422-40-0222)にて受け賜わっております。医学的なご質問にもお答えしますので、お気軽にお電話ください。

 

なお、自粛期間中に感染者数が激減し、感染リスクが緩和した場合は5月7日前でも営業を再開する可能性があります。その節は予約なされていた方にお電話でご連絡致します。途中再会のお知らせはホームページに掲載します。

ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。