こんにちは

当院は、本年九月に『なかよし漢方堂』という薬店を併設しました。今後は、鍼灸治療に漢方治療を併用して治療することもできます。当院でお渡しする漢方薬はJPSという製薬会社が製造したもので、エキス量が高いのが特徴です。まだ始まったばかりで知らない人が多々いらっしゃると思います。気になる方は、ぜひ、お問合せ下さい。

さて、今回の臨床報告は頸肩の凝りと生あくびで来院されているMさんのお話です。Mさんは、二年前に軽い脳梗塞を起こしました。運動および感覚麻痺などの大きな障害はなかったのですが、生あくびが頻繁に出るようになり声枯れもあるとのことでした。

初診治療後は、頸肩が軽くなり全体的にスッキリしたとのことでした。上記のとおり、当院では漢方薬店を併設しておりますので、Mさんにも漢方薬を併用して治療を行っております。数回の治療ですが、頸肩の凝りや声枯れがだいぶ改善して、先日は、生あくびの頻度も治まってきたという感想を戴きました。「だいぶ調子が良い」と、にこやかに笑ってくださり我々も嬉しく思います。

漢方薬と西洋薬には、大きな違いがあります。漢方薬は、病名によって薬をきめるのではなく、その人の体質や身体の状態によって選定されます。具体的には症状だけではなく、脈やお腹、舌の変化を参考にして適切な漢方薬を選びだします。また、漢方薬は副作用も少なく、病気の予防を目的として服用することもできます。続けてケアしていけば体質改善にも繋がります。

日本は、世界一の長寿国と言われていますが、健康寿命が一番かと問われると首をかしげてしまいます。様々な症状で悩んでいる方が、国民の大多数を占めているからです。鍼灸と漢方で体質改善の手助けができれば、本当の意味での長寿国となるかもしれません。