「性エネルギ-とは…にら種.なるものそれを養う。」

腎臓が全く働かなくなると透析療法を受けることになります。現在では糖尿病が悪化して透析を受ける人が増えます。この透析療法を受ける人に見られる共通の症状があります。

筋肉に力がなく、疲れやすくだるいような感じがある。動作がのろい、物忘れ、性機能の衰え、寒がり、からだ特に腰から下(足先にかけて)冷える、胃腸が弱い下痢をしやすい、手のひら・足のひらのほてり、イライラ、皮膚の乾燥と艶がない、便がかたい、不眠、これらの症状を現代医学の薬で治そうとしてもうまくいきません。

漢方の立場でみると、腎虚と名づけられている症状群です。慢性の病気で栄養不足、脱水し消耗した時に、そして老化でもみられる症状です。漢方では八味地黄丸、六味丸などの処方が用いられていますが、こと透析患者さんの場合、結果は思わしくありません。

透析患者さんの一人からバイアグラ服用の相談を受けました。筋力体力の低下、心臓も弱り気味、動脈硬化も強いという状態です。

バイアグラはインポテンツに即応する内服薬ですが、根本原因に対応することを目的とせず、局部だけの対応となるのでこの場合は不適当と判断しました。根本の腎虚を改善する中で、インポテンツも改善する方が安全だからです。

バイアグラにかわるものとしてにら種.を試みることにしました。体力低下をもたらしている栄養不足には肝・胃腸の働きを強め栄養分を補う働きのあるロイヤル・ゼリー(の大量)を用いることにしました。結果は予想以上に良好でした。加えて足腰がしっかりとして冷えがとれ、口の聞き方もはっきりとし、顔面の生気が増してきました。口の聞き方、顔面の生気は脳の働きの改善を示すものと推定しました。

植物、動物を通じて共通に見られることは 生殖です。生き物の最も根源的特性は生殖であり、これをふまえて生きるということが行われているようです。生きるエネルギーの根源は性の為のエネルギーであることが出来ます。腎臓という臓器を失ったケ-スから教えられることは腎臓が単なる尿を作り出す臓器ではなく、漢方が観察するように人体機能の根源に位置するものであり、様々な臓器組織に関連をもつということです。ヨ-ガでは瞑想により尾骨部にあるといわれる性エネルギ-を背住に沿って漸次上昇させ、このエネルギ-をもっていわゆる超能力の開発をはかるといわれています。性エネルギーを生殖に向けずに、他の能力開発に向けていることになります。ですが我々一般は(修行した人をのぞいて)性エネルギーを生殖に用いると同時に脳の働きを含めて身体各部の活動エネルギーに用いているのです。

性エネルギーが枯渇していく時、我々の生命活動も終わっていくときであると知ることが出来ます。性エネルギーをどう継続し、どう用いるかは各自の課題です。

皆さんはどう思われますか?