こんにちは

受験シーズンです。スーパーなどにあるお菓子は、商品名にダジャレを使って、願掛けお菓子として販売していますね。学業で有名なお寺や神社にお参りされる方もいらっしゃると思います。時代もあるとは思いますが、みなさんは受験シーズンではどのような思い出が残っていますか。

さて、今回の臨床報告は、昨年11月に来院されましたSさんのお話です。昨年の夏にクモ膜化出血で倒れ、四肢の麻痺はないものの、記憶力や注意力の低下、視野障害を患いました。記憶力や注意力は、奥様が明らかに改善しているとおっしゃっていました。そこで今回は、視野の改善についてご報告しようと思います。

発症直後は、視野全体が霧のかかった状態で近くのものでないと見えないという状態でした。脳卒中後遺症の患者さんには活脳鍼を行いますが、眼症状も発症されているケースでは晴明鍼と組み合わせて治療していきます。

治療頻度は、週に一度のペースでいらっしゃっています。年末に起こしになった頃に、霧がかっていたものが無くなり、見えるようになってきたというお言葉を戴きました。さらに、最近は一人で電車を利用して来院できるようになりました。

来院2~3回目くらいまでは、ため息もついてなんだか元気のない姿が見受けられましたが、症状改善と共に表情が豊かになり、私との会話も以前より弾むようになったと思います。ご家族の方からも励ましの言葉をかけていただき勇気づけられています。

これからも適切な治療を継続していき、更なる改善を目指していきます。